黒澤明監督「用心棒」がハリウッドでドラマ化 「ゲーム・オブ・スローンズ」脚本家が現代風にリメイクか
2020年12月10日 11:00

米大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の共同制作総指揮で11エピソードの脚本も執筆したブライアン・コグマンが、黒澤明監督の「用心棒」をベースにしたドラマシリーズの企画を進めていることがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「用心棒」(1961)は、三船敏郎が主演を務め、時代劇に西部劇の要素を取り入れた物語。2組のやくざが対立するさびれた宿場町に流れ着いた浪人・桑畑三十郎(三船)の姿を描いた。1964年には、同作をもとにセルジオ・レオーネ監督がクリント・イーストウッド主演で、マカロニウエスタン「荒野の用心棒」を製作している。コグマンが手掛ける新たなドラマシリーズの詳細は明かされていないが、現代風にリメイクしたストーリーになるとみられている。
同シリーズは、米アマゾン・スタジオからカナダのエンタテインメント・ワン(eOne)に活動の拠点を移したコグマンにとって、同社での最初のプロジェクトとなる。eOneのグローバルテレビ部門責任者のマイケル・ロンバルド氏は、かつて米有料チャンネルHBOで番組編成のトップを務めており、コグマンとは「ゲーム・オブ・スローンズ」に続くタッグとなる。
なお、コグマンは、コンサルタントとして参加したテレビドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」シーズン1の制作がニュージーランドで進行しているほか、ウォルト・ディズニーによる実写映画版「王様の剣」で脚本を担当している。
関連ニュース





【直接会ってみた!】12年の歳月をかけて「メカバース 少年とロボット」を完成させたリッチ・ホーって、どんな人? その映画的ルーツに迫る
2025年3月2日 12:00

映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

クレイジーすぎてヤバい映画
【みつけました】超大作をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…ってどんな映画!?
提供:Henge