吉田恵輔監督のボクシング映画「BLUE ブルー」に松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大! 21年4月公開
2020年12月8日 07:00

「ヒメアノ~ル」「犬猿」の吉田恵輔(吉はつちよしが正式表記)が監督、脚本を務めた完全オリジナル作品「BLUE ブルー」が、2021年4月に公開されることが決定。松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大らが共演し、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生きざまが描かれる。
全てを賭けてボクシングに挑んでも、成功は約束されていない――吉田監督が構想8年をかけて完成させた脚本は、それでも前に進む若者たちの姿がとらえられている。殺陣指導も兼任した吉田監督は「中学生の頃から現在まで、30年近くボクシングをやっています。何箇所もジムを渡り歩き、沢山のボクサーと出会い、見送っていきました。そんな自分だからこそ描ける、名もなきボクサー達に花束を渡すような作品を作ったつもりです」と本作への思いを明かしている。
主人公は、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きのボクサー・瓜田信人(松山)。同じジムに所属するのは、抜群の才能とセンスを持ち、チャンピオン目前の後輩・小川一樹(東出)と、好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎剛(柄本)。彼らの挑戦を見守るヒロインは、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の天野千佳(木村)。平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋、4人それぞれが複雑な想いを抱えながら、ストーリーが紡がれていく。
「吉田監督の作品は言語化できない映画言語だと感じていましたが、今回の脚本もそうでした。この脚本を読んだ時の感動を表現する言葉が今でも見つかりません」と脚本に惚れ込んだ松山は、2年の期間をかけて役を作りこんだ。「瓜田は、自分の培ってきた全てを他人になんの躊躇もなく差し出すことができる人です。敗者は勝者を作り想いを繋ぎます。またその勝者はいつか敗者となり次の勝者を作り繋ぎます。自分は次の世代に何を繋いでいくのか考えさせられました」と語っている。
木村は「ずっと素敵だなと思う作品を作られている吉田監督とのお仕事のチャンスに、これは面白くなるぞ、とマネージャーさんと喜んだことを覚えています。一途で真っ直ぐでどうしようもない、そんな“男”と言う存在をとても愛おしく思う映画が出来ました」と振り返る。
一方、柄本と東出は「肉体を使う仕事をほとんどしたことが無かったので楽しかったです。ここまでボクサーを描かれた本はないのかなと。ボクシング以外無いんだと言われている感じがしました。静かに起きる衝動を是非」(柄本)、「4人のボクサーの人生が映っていました。教訓めいた事も、下手したら感動すらも、お届け出来ないかも知れません。しかし、紛れもない事実として、人生を賭けて戦う人々が映っていたこの映画を、私は愛おしく思います」(東出)とコメントを寄せている。
「BLUE ブルー」は、21年4月から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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