東映の岡田裕介会長が死去 71歳
2020年11月20日 16:36
東映の岡田裕介会長が11月18日、死去した。71歳だった。
京都府出身の岡田会長は、1970年公開の「赤頭巾ちゃん気をつけて」に俳優として映画デビュー。その後も「初めての旅」「にっぽん三銃士 おさらば東京の巻」「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」などに出演。岡本喜八監督「吶喊」ではプロデューサー業を兼任し、88年に東映へ入社。90年には東映東京撮影所長を務め、02年に東映社長に就任。14年には、東映グループ会長となった。
主なプロデュース作品は、「動乱」(森谷司郎監督)、「天国の駅」(出目昌伸監督)、「きけ、わだつみの声(1995)」(出目昌伸監督)、「千年の恋 ひかる源氏物語」(堀川とんこう監督)、「北の零年」(行定勲監督)など。日本映画製作者連盟会長、「映画館に行こう!」実行委員会顧問なども務めていた。