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伊藤沙莉&恒松祐里、「タイトル、拒絶」山田佳奈監督に最敬礼

2020年11月15日 12:00

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舞台挨拶に立った(左から)恒松祐里、伊藤沙莉、山田佳奈監督
舞台挨拶に立った(左から)恒松祐里、伊藤沙莉、山田佳奈監督

劇団「□字ック」主宰の山田佳奈が、2013年初演の同名舞台を自らのメガホンで映画化した「タイトル、拒絶」が、11月13日から全国24館で公開された。山田監督は、主演の伊藤沙莉恒松祐里とともに同14日、都内の劇場で舞台挨拶に立った。

昨年の第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に出品され、主演の伊藤が東京ジェムストーン賞を受賞。山田監督にとっては初長編作の封切りとなったため、「劇場公開を迎えるまでめまいがする状態で、日に日に具合が悪くなっていたのですが(笑)、お客様に見ていただいて映画が完成するんだなと実感が伴っています」と心境を吐露。さらに、「このふたりと登壇できるのは幸せなことですし、なによりも俳優の皆さんが素敵だと言っていただけることは監督冥利に尽きることだと感じています」と語った。

映画は、それぞれ事情を抱えながらも力強く生きるセックスワーカーの女たちを描いた群像劇。雑居ビルにあるデリヘルの事務所が主舞台。体験入店時に怖気づき助けを求めて逃げ出したカノウ(伊藤)は、デリヘル嬢たちの世話係として右往左往していた。店で一番人気のマヒルは何があっても楽しそうに笑っている。ある日、モデル体型の若い女が入店したことがきっかけとなり、店内での人間関係やそれぞれの人生背景が崩れ始める。

伊藤は、山田監督について「すごく丁寧に(カノウ役を)一緒に作ってくださったことが心強かったです。優しくて面白い方」と最敬礼だ。恒松も「相談しやすかったですし、すごく心強かったです。大好き!」とニッコリ。これに対し、山田監督は「一昨日あたりから、俳優陣がほめてくれるんです。なんだか里の親みたいな気持ちになってきちゃって(笑)。初長編という不安の中で現場に立っていましたが、改めてこういう言葉を俳優の皆様が言ってくださるのは、自分のディレクションは間違っていなかったんだなと心強く思いました。ありがとう!」と謝意を示した。

また今作は、現在大ヒット中の「ミッドナイトスワン」を手がけた内田英治監督がプロデューサーを務めている。山田監督は、「日本映画を育てるために、若手をもっと育てていかなければならないというお考えで私を引っ張り上げて下さり撮影に挑む形になったのですけども、映画を作っていくうえで日本国内に止まらず、海外の考え方、宗教の違う人たちに映画がどう届くのかというアイデンティティの違いについてをどう構えていくのか、今後、自分が映画づくりをしていく上で、大事な部分、基礎の部分を育てていただきました。師匠が増えたなと思っています」と真摯な面持ちで話していた。

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