Disney+向けのマーベルドラマ「ムーンナイト」にオスカー・アイザック
2020年11月11日 13:30

マーベル・スタジオがDisney+向けに制作するドラマ「ムーンナイト(原題)」の主演として、オスカー・アイザックと出演交渉を行っていると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
ムーンナイトはマーベル・コミックスに登場するスーパーヒーローで、1975年の「Warewolf by Night #32」に初登場。主人公はマーク・スペクターという海兵隊出身の元傭兵で、タクシー運転手や億万長者など様々な人格を使い分けてヒーロー活動を行う多重人格者だ。その後の連載で、古代エジプトの神コンシューと出会い、その化身ムーンナイトとしての役割を授けられたという設定が加えられている。
アイザックは、ポー・ダメロンを演じた「スター・ウォーズ」シリーズをはじめ、「エクス・マキナ」「X-MEN:アポカリプス」「アナイアレイション 全滅領域」といったSFやファンタジー映画に強い関心があることで知られているため、実現の可能性は高そうだ。アイザックの最新作は、2021年に公開が延期となった「デューン 砂の惑星」(ドゥニ・ビルヌーブ監督)。
「ムーンナイト(仮題)」は、Netflixの人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」の企画・制作総指揮を担当したジェレミー・スレーターがショーランナーとして脚本家チームを率いるという。
今年12月に配信予定の「ワンダビジョン(原題)」をはじめ、「ファルコン・アンド・ウィンター・ソルジャー(原題)」「ロキ(原題)」など、マーベル・スタジオはDisney+向けのドラマを同時進行で進めている。最近は、ハルクことブルース・バナーのいとこジェニファー・ウォルターズを主人公にした「シー・ハルク」のヒロインにタチアナ・マズラニー(「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」)、「ミズ・マーベル(原題)」のヒロインに新人のイマン・ベラーニを起用。マーベル・スタジオがテレビドラマを席巻するのも時間の問題といえそうだ。

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