森山未來×北村匠海×瀧内公美、映画愛あふれる武正晴監督に最敬礼
2020年10月31日 19:05
第33回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月31日、東京・千代田区の東京国際フォーラムで開催された。オープニング作品に選出された「アンダードッグ」に出演した北村匠海、瀧内公美、脚本の足立紳、武正晴監督、佐藤現プロデューサーが登壇したほか、舞台公演で欠席した主演の森山未來は生中継で参加した。
全国での封切り時は「アンダードッグ 前編」(131分)、「アンダードッグ 後編」(145分)として同日公開される今作だが、この日はインターミッション(休憩)を挟みながら、一気に上映となった。武監督、足立氏をはじめ「百円の恋」の製作陣が再結集し、再び手がけたボクシング映画。“咬ませ犬”として踏み台にされながらも這い上がろうともがく崖っぷちボクサー・末永晃(森山)、児童養護施設出身で秘密の過去を持つ才能豊かなボクサー・大村龍太(北村)、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む売れない芸人・宮木瞬(勝地涼)をめぐるドラマが、リング上で交錯していく姿を描いている。
ソロパフォーマンスとしては初の全国ツアー中の森山は、「百円の恋」を見ていたといい「このチームで作るのであれば、もちろんやらせていただきたいと思いました」とオファーを受けた当時を振り返る。自らの役どころについては、「台本を見ていても、しゃべらないんですよ。リングの上でしか感情を発露できないんじゃないのかなと。体内に流れている愚直さ、無骨さを大事にやれたらいいかなと思いました」と語った。
一方の北村は、「格闘技経験はありませんが、見るのは大好き。率直に挑戦したいと思いました。武監督のもと、森山さん、勝地さんとリングに上がる機会を逃すものかという気持ちでした」とニッコリ。シングルマザーの風俗嬢に扮した瀧内も、「母親役のオファーで、これを機に役の幅を広げられると思いました。そして、今までやってきたことへのご褒美だなと感じました」と述懐した。
キャスト陣の話を静かに聞き入っていた武監督は「ボクシング映画を作るのは難しいんです。素晴らしいシナリオがあっても、それをやれるキャストがいてくれることで作れる。本当に全身全霊でやってくれた。今年1~2月の撮影だったのですが、大変なことも乗り越えられるくらい凄い演技を見せてくれました」と、キャスト陣を絶賛してみせた。
これに対し、北村が「監督は誰よりも主役でした。とにかく映画に魅了されている方で、自分にとっても糧になるようなお話をたくさんしていただいた。現場の中心にいる武さんによって、役者として鼓舞されるものがあった」と口火を切る。瀧内も「人間的な美しさのある人。現場では朝必ず『おはよう』、その日の撮影が終わると『お疲れさまでした』と、きちんとご挨拶をされる方で、人としてとても大切なことを教えてもらいました」と感謝を口にすると、森山は「誰よりも早く現場にいて、誰よりもエネルギーにあふれていた。その現場にいられることに対し、毎日ウキウキしていた」と最敬礼で続き、武監督を照れさせていた。
第33回東京国際映画祭は、11月9日まで開催。
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