荒廃した“祖国”は別世界と化していた…　「新感染半島　ファイナル・ステージ」予告完成

2020年10月23日 09:00

韓国映画「新感染　ファイナル・エクスプレス」の4年後の世界を描く「新感染半島　ファイナル・ステージ」の本ポスタービジュアルと予告編が、このほどお披露目された。

「新感染　ファイナル・エクスプレス」（ヨン・サンホ監督）は、ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウイルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いたサバイバルアクション。日本では2017年に公開され、世界中でも大きな話題を呼んだ。「新感染半島　ファイナル・ステージ」は、ヨン・サンホ監督が続投し、主演に国民的スター俳優カン・ドンウォンを迎えて製作された。

予告は、人間を凶暴化させる謎のウイルスの感染爆発で国家機能が失われ、荒廃した“半島”の光景からスタート。家族を救えず、香港で絶望的な日々を送っていた元軍人ジョンソク（カン・ドンウォン）のもとへ、極秘ミッションが舞い降りてくる。それは封鎖真っただ中の半島に潜入し、3日以内に2000万ドルが積まれたトラックを回収して帰還するという任務だった。チームを率いて再び祖国へ戻ったジョンソクは、法も秩序も崩壊した別世界で暮らす生存者に遭遇。一緒に脱出しようと試みるが、“半島”を牛耳る「631部隊」という謎の民兵の妨害により行く手を阻まれてしまう。ジョンウクの「今度こそ助ける」という力強い言葉とともに、おびただしい数の感染者との戦闘がとらえられている。

本ポスターは、感染者たちに囲まれたジョンソクが銃を構え、戦う姿が活写。「あれから4年――。かつての祖国は、別世界となっていた。」というコピーが添えられ、生き残りをかけた壮大な戦いの幕開けを予感させる。

「新感染半島　ファイナル・ステージ」は、2021年1月1日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。