72歳ジャン・レノ、いぶし銀の存在感!「アーニャは、きっと来る」場面写真
2020年10月23日 13:00
「戦火の馬」などで知られる英国の児童文学作家、マイケル・モーパーゴの傑作を映画化した「アーニャは、きっと来る」から、ジャン・レノの場面写真が披露された。代表作「レオン」の日本公開から今年で25年が経ち、現在72歳となったレノがいぶし銀の存在感を放っている。
1942年、当時ナチス占領下にあったフランスの小さな村で起きた奇跡を描いた物語。生活の大半を羊飼いとして過ごす13歳の少年ジョーは、ユダヤ人の男性ベンジャミンと出会う。彼はユダヤ人の子どもたちを安全なスペインへ逃がす計画を企てており、ジョーも手伝うことに。その一方で、ジョーは個人的な悲しみの感情を共有することで、ドイツ軍の下士官と親しくなる。ドイツの労働収容所から帰国したジョーの父親は荒れていたが、ジョーのユダヤ人救出作戦への関与を知ると協力を約束。村人たちが一致団結して子どもたちを逃がす日が迫る中、ベンジャミンが待つ娘アーニャは一向に現れない……。
ジョーをNetflixテレビドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で人気のノア・シュナップが演じ、レノはジョーを深い愛情で見守る祖父アンリ役で共演。過酷な環境下に置かれたユダヤ人の子どもたちを救出しようとするジョーを、静かな闘志を持って支えている。
「アーニャは、きっと来る」は、11月27日から新宿ピカデリーほか全国公開。