野田洋次郎、山田洋次監督作に初参戦!「キネマの神様」で菅田将暉と2年半ぶり共演
2020年10月22日 07:00
「RADWIMPS」の野田洋次郎が、山田洋次監督の最新作「キネマの神様」に出演していることが明らかになった。沢田研二と菅田将暉が主演を務める今作で、野田は若き映写技師のテラシンに息吹を注ぎ込んでいる。
主人公のゴウ(菅田)と撮影所で働き、「将来は自分の名画座を持ちたい」と熱く夢を語るまじめで誠実なテラシンは、女性に対してはめっきり不器用という役どころを演じ切った野田。菅田とは、ドラマ「dele」(2018)の第4話にゲスト出演して以来、約2年半ぶり2度目の共演となった。
「トイレのピエタ」で映画初主演を果たしたほか、NHK連続テレビ小説「エール」でも存在感を発揮した野田にとって、山田組は初参加。物心ついた頃から山田監督作品に触れてきたそうで、「今回頂いたお話はどこか絵空事のよう」だったという。そして、「山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました。きっとご覧になった誰しもが映画の持つ魔法に心を強く打たれることと思います。『キネマの神様』をどうぞお楽しみに」とコメントを寄せている。
今年は、松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所から100周年という記念イヤー。同社で数々の名作を手がけ続けてきた山田監督が、人気小説家・原田マハ氏の同名小説を映画化する。クランクイン直後の3月下旬、主演に決定していた志村けんさんが逝去し、新型コロナウイルス感染拡大による撮影中断、全国の映画館の休館など様々な困難に見舞われた。そして、新たに志村さんの遺志を継いだ沢田を迎え、撮影が再開されていた。
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田)は、妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんなゴウがひとつだけ愛してやまないものは、「映画」。若き日のゴウ(菅田)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシン(野田)と夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の 2020 年。あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族の運命が再び動き出す。21年に全国で公開。
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