Netflix、小説「英雄コナン」をドラマ化
2020年10月8日 20:30
Netflixがロバート・E・ハワードのヒロイック・ファンタジー小説「英雄コナン」(原題:Conan The Barbarian)シリーズのテレビドラマ化を準備していると、米Deadlineが報じている。
「英雄コナン」シリーズは、妖術が猛威をふるい、各種族が闘いに明け暮れる先史時代を舞台に屈強な大男コナンの活躍を描くシリーズ。1982年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で「コナン・ザ・グレート」(ジョン・ミリアス監督)として映画化された。84年には続編「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」(リチャード・フライシャー監督)、2011年にはジェイソン・モモア主演でリメイクした「コナン・ザ・バーバリアン」(マーカス・ニスペル監督)が製作されている。
Netflixはこのほど、「英雄コナン」シリーズの権利管理会社コナン・プロパティーズ・インターナショナルを傘下に持つキャビネット・エンターテインメント、および、キャビネット・エンターテインメントのトップを務めるマーク・ウィーラーの製作会社パスファインダー・メディアと提携。「英雄コナン」を題材にしたテレビドラマ、映画、アニメの権利を独占的に獲得できるようになった。
企画開発を行うパスファインダー・メディアは、これからテレビドラマ版のショーランナーを務める脚本家と、演出を手がける監督を探すことになる。同社のフレデリク・マルンベリとウィーラーは制作総指揮を務める予定だ。
マルンベリは、モモア主演の映画版「コナン・ザ・バーバリアン」のプロデューサーを務めており、ふたりは米SyFyで17年に放送されたSFドラマ「Blood Drive(原題)」でプロデューサーを務めていた。
Netflixは、人気童話作家ロアルド・ダールの有名童話のアニメ化や、C・S・ルイスの名作児童文学「ナルニア国物語」の映画&ドラマ化、「キングスマン」や「キックアス」などの原作者マーク・ミラーが運営するコミック出版社ミラーワールドの買収など、世界的知名度のある知的財産の映像化権を次々と獲得している。
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