クリント・イーストウッド、次回作「Cry Macho」で製作・監督・主演
2020年10月7日 17:00

90歳を迎えてもなお監督として、また俳優として精力的に活動を続ける名匠クリント・イーストウッドが、米ワーナー・ブラザースの新作「Cry Macho(原題)」で製作・監督・主演の3役を兼ねることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
ブロードウェイ劇「雨を降らす男」などで知られる米劇作家N・リチャード・ナッシュによる同名小説を原作とする同作の舞台は、1978年のアメリカ南西部。かつてロデオ界のスターとして輝かしい日々を送っていた主人公(イーストウッド)は、いまではすっかり落ちぶれ、競走馬の種付けで細々と生計を立てている。かつての雇い主からある仕事を依頼されるが、それは酒浸りの母親と暮らす若い息子を、父親である彼の元に連れ戻すというものだった。少年を無事に確保した主人公は、メキシコからテキサスへと向かう道中、少年との交流を通して生きる意味と希望を再び見出していく。
米ニューヨーク・タイムズ紙は、「ふたりの男の変化の過程を通して、正しい行いとは何か、良き人間とはどうあるべきかを問う道徳劇」と評しており、「許されざる者」や「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」といったイーストウッド監督の代表作を彷彿とさせる内容がうかがえる。
2000年12月に死去した原作者ナッシュが生前、ニック・シェンク(「グラン・トリノ」「運び屋」)と共同で執筆した脚本をもとに、イーストウッドがメガホンをとるほか、ティム・ムーア、アルバート・S・ラディ、ジェシカ・マイヤーとともに製作も務める。
米Deadlineがが情報筋から入手した話によれば、ワーナーから正式なゴーサインはまだ出ておらず、撮影開始時期も公開日も未定ながら、イーストウッド監督はすでにロケハンを始めているとのこと。早ければ来年の冬には観客のもとに届けられそうだ。
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