星野源、“しらふの小栗旬”と初対面!? 「一気に好きになりました」と語る相思相愛ぶりが明らかに
2020年9月29日 19:40

[映画.com ニュース] 小栗旬と星野源が映画初共演を果たした「罪の声」の完成報告会見が9月29日、東京国際フォーラムで開催された。小栗と星野、原作者の塩田武士氏、メガホンをとった土井裕泰監督が登壇した。
フィクションでありながら昭和最大の未解決事件をモチーフにし、累計発行部数62万部を突破した同名小説が原作。小栗は、35年以上前に食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件の真相を追う新聞記者・阿久津英士を演じる。星野は、幼少期の自分が知らず知らずのうちに事件に関わっていたことを知る男・曽根俊也役を務めた。ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などで知られる野木亜紀子が脚本を執筆している。

小栗は星野の印象について、「僕は普通に星野源さんの音楽を聞かせてもらっていて、ファンみたいな気分でいました。共演前にも何度かお会いする機会があったんですが、いつもちょっとしたファン心理で、ただただ会えることを喜んでいました。今回共演して、いろんな時間を過ごさせて頂いて、星野さんという人を感じながら、新しい面を知ることができて……。今では時々食事ができる関係になったので、嬉しい出会いだったなと思います」と、充実した面持ちで語る。
対する星野は、ドラマ「コウノドリ」で共演してはいるものの、小栗とは飲み会の場で顔を合わせることが多かったという。「いわゆる、しらふの状態で話をすることはなかなかなかったんですよ(笑)。(飲み会で)ワイワイ状態の小栗くんしか知らなかった。現場では役に真っ直ぐ向き合っていて、そっと(その場に)いる方。僕も同じタイプなので、ふたりでぼそぼそずっと話をしているような待ち時間でした。僕はその会話がとても楽しくて、一気に好きになりました」と愛に溢れたコメントを寄せる。小栗も「僕もとっても好きになりました」と返し、相思相愛ぶりを見せていた。

本作を通して友情を深めたという小栗と星野。土井監督は、ふたりにまつわる撮影のエピソードを披露する。「(曽根の娘を演じた)女の子が、すごく星野さんになついて。ただ、次の日に小栗さんが家族を訪ねてくるシーンがあって。セットに入ってきた小栗さんに、女の子の目がハートになる瞬間を見てしまいました(笑)」と明かす。星野は「僕には普通になついていましたけどね……」と肩を落とし、小栗を笑わせていた。
さらに、完成した作品の感想を問われた塩田氏は、「(映画が)終わった後の、試写室の打ちのめされたような雰囲気が忘れられないんですよね。映像に圧倒されまして、個人的にも『待ちに待った、重厚で本格的な社会派作品が誕生したな』と胸が熱くなりました」と太鼓判。さらに、情報量の多い原作の映画化について、「最初は『無理ちゃうか』と思っていたんです。でも、土井監督は本当にすごい。『よく2時間と少しでまとめたな』と感動しました」と、土井監督の手腕を称える。さらに、「(イギリスの)ヨークの街を歩く小栗さん、静謐な空間でものづくりをする星野さんがぱっと浮かんだ」と振り返り、キャスティングもイメージ通りだったようだ。
「罪の声」は、10月30日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
【アマプラ11月配信まとめ】小栗旬「フロントライン」、菅田将暉「ミステリと言う勿れ」、アニメ「藤本タツキ 17-26」が見放題配信!
2025年10月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー