児童小説「虎の弟子」映画化にヘンリー・ゴールディング、サンドラ・オー、ミシェル・ヨー
2020年9月28日 09:00
[映画.com ニュース]米パラマウント・アニメーションが、中国系アメリカ人作家ローレンス・イェップのベストセラー児童小説「虎の弟子」をアニメ映画化する「Tiger's Apprentice(原題)」に、サンドラ・オー(「キリング・イヴ Killing Eve」)、ミシェル・ヨー(「クレイジー・リッチ!」)が声優として出演することがわかった。同作は先ごろ、ヘンリー・ゴールディング(「クレイジー・リッチ!」)の声優出演も伝えられている。
「虎の弟子」は、米サンフランシスコを舞台に、少年トムが言葉を話す虎のミスター・フーと出会い、魔法使いだったトムの祖母の弟子だという彼とともにフェニックスの卵を守るため闘うファンタジー。原作は3部作で、続編「Tiger's Blood(原題)」「Tiger Magic(原題)」が出版されている。
米ハリウッド・レポーターによれば、映画では虎のミスター・フーの声をゴールディングが、ミスター・フーの友人でサンフランシスコに住む龍ミストラルの声をオーが演じる。ヨーの役柄は明らかになっていない。ほかに、「サタデー・ナイト・ライブ」のボウウェン・ヤン、「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」のブランドン・スー・フーも出演する。
「Tiger's Apprentice(原題)」は、ピクサーの元アニメーターで「ウォーリー」「トイ・ストーリー3」に参加したカルロス・バエナが長編初メガホンをとり、デビッド・マギー(「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」)、ハリー・クリップス、カイル・ジャロウが共同で脚本を執筆する。2023年2月10日全米公開の予定。