「エイリアン」続編製作か? リドリー・スコット監督が意欲
2020年9月10日 11:00

[映画.com ニュース]ヒットメーカーのリドリー・スコット監督が、「エイリアン」シリーズの新作に意欲を燃やしていることが明らかになった。
スコット監督は現在、米ストリーミングサービスHBO Max向けのSFドラマ「Raised by Wolves(原題)」の制作総指揮を担当。最初の2話の演出も手がけている。同作の宣伝のために米フォーブス誌の取材を受けたスコット監督は、「エイリアン」シリーズの新作について聞かれると、「現在進行形だ」と即答した。
スコット監督はシリーズ第1作「エイリアン」(1979)を手がけたのち、前日譚となる「プロメテウス」(2012)を発表。2017年には続編「エイリアン コヴェナント」を手がけているが、興行成績が芳しくなかったために、予定していた「プロメテウス」シリーズ第3弾の製作計画は頓挫している。
「エイリアン」シリーズへの興味について聞かれたスコット監督は、「『プロメテウス』と『コヴェナント』で、『エイリアン』シリーズを再発明するルートを辿った」とコメント。「あの続きに直接戻ることができるかどうかは疑問だ」と言いつつ、「『エイリアンやフェイスハガー、チェストバスターは、すべて勢いを失ってしまったのか?』という根本的な疑問を自分に問いかけている。すべてを再考したり、『エイリアン』という名前だけを残した新シリーズをやるべきか、常に考えている」と率直に語った。
また、今年はじめに受けた米ロサンゼルス・タイムズ紙の取材に対しても、「『エイリアン』にはまだ多くのマイレージが残っていると思う」と返答していることから、「エイリアン」シリーズにまだ未練があるようだ。
なお、スコット監督の最新映画はマット・デイモン、ベン・アフレック共演の「The Last Duel(原題)」。エリック・ジャガーのノンフィクション本「The Last Duel: A True Story of Crime, Scandal, and Trial by Combat in Medieval France(原題)」の映画化で、中世のフランスを舞台に決闘を行うことになる親友ふたりの物語だ。主人公が戦地に行っているあいだに、妻が親友によって強姦されたことが発覚。復しゅうを果たすため、主人公はフランス王に決闘による決着を懇願する。その結果、ふたりはフランスで法的に許された最後の決闘を行うことになる、というストーリーだ。新型コロナウイルスの感染拡大で製作が中断されているが、間もなく再開する見込みだという。
 
 PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
 
   
   
   
   
   
  映画.com注目特集をチェック
 注目特集
 注目特集  プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
 注目特集
 注目特集  火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
 注目特集
 注目特集  盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
 注目特集
 注目特集  てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
 注目特集
 注目特集  好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 ![グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 スペシャル・プライス [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51hWzB4PXQL._SL160_.jpg) 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 