中川大志×石井杏奈「砕け散るところを見せてあげる」新公開日&スペシャルトレーラー披露!
2020年9月1日 04:00
[映画.com ニュース]新型コロナウイルス感染拡大の影響で封切りを延期していた「砕け散るところを見せてあげる」が、2021年4月9日に公開されることがわかった。あわせて、メガホンをとったSABU監督が制作したスペシャルトレーラー第1弾(https://youtu.be/lA9P7Ip7mxY)もお披露目された。
中川大志と石井杏奈がダブル主演を務める本作は、竹宮ゆゆこ氏の同名小説(新潮文庫nex刊)を実写映画化した作品。中川が正義感が強い高校3年生の濱田清澄、石井が学年一の嫌われ者・蔵本玻璃を演じ、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海ら旬のキャスト陣が集結。矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一が脇を固めた。
高校生の濱田清澄は、“学年一の嫌われ者”と呼ばれて孤立していた蔵本玻璃を、いじめの手から救い出そうとする。清澄は玻璃の愛らしさと心の美しさに気づき、玻璃は清澄に感謝と憧れの想いを抱き、2人は心の距離を縮めていく。だが、玻璃には誰にも言えない秘密を抱え、清澄にも恐るべき危険が迫っていた。
スペシャルトレーラー第1弾には、映画本編では未使用の映像も使用。本予告では描ききれなかった「物語の鍵」となる重要なシーンが盛り込まれている。なお、SABU監督によるトレーラーは、第2弾の制作も予定されている。
また、第36回ワルシャワ国際映画祭国際コンペティション部門への正式出品も決定。同映画祭は、85年にポーランドのワルシャワで初開催され、95年からはワルシャワ映画財団が主催するようになり、05年にはFIPRESCI(国際映画批評家連盟)から国際映画祭としての認定を受けている。最高賞を選ぶ部門への選出について、SABU監督は以下のコメントを発表している。
SABU監督「コロナでこれまでの日常が奪われた。劇場で映画が観れないのは本当に辛かった。映画は人の心を豊かにする大切な娯楽の一つだと改めて感じました。僕は観客の皆さんの声や反応を原動力に映画を作って来ました。お客さんの声を早く聞きたい。そんな中、ワルシャワ国際映画祭からコンペティション部門で招待! 嬉しくて飛び上がりました。今回のコロナで隠れたヒーローたちが話題になりました。昼夜を問わず舞台裏で活動し、病人や弱い立場にある子どもたちを支えるヒーローたちです。今作にもそんなヒーローが登場します。娯楽映画であること以上にアートフィルムとしての性質を多く備え、個性的で美しく、記憶に残る作品です。映画を見て楽しんで是非声を聞かせて下さい!」
「砕け散るところを見せてあげる」は、21年4月9日に東京・新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開。
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