韓国発の人気漫画「ノブレス」10月にTVアニメ化 新垣樽助、平川大輔がOVA版から続投
2020年8月23日 07:00
[映画.com ニュース] 韓国発のダークアクションファンタジー漫画「ノブレス」のテレビアニメ化が決定した。「NOBLESSE -ノブレス-」のタイトルで10月にスタートする。
「ノブレス」は29カ国語に翻訳、全世界累計閲覧数46億回を突破する人気作。820年の眠りから目覚めた高貴な血と精神を持つ貴族の守護者「NOBLESSE」のカディス・エトラマ・デ・ライジェルは、従者であるフランケンシュタインの保護を受け、彼が理事長を務める私立芸欄(イェラン)高校に入学し、平穏な日常を送っていた。しかし、世界征服をもくろむ謎の組織「ユニオン」からある目的のもとでライジェルのもとに改造人間が送り込まれ、自身の持つ絶対的な力を使うことを余儀なくされてしまう。韓国のWEBコミックサイト「NAVER WEBTOON」で2007~19年に連載され、日本でも「LINEマンガ」で和訳版が17年から配信中。
メインキャストも発表され、絶対的な力「NOBLESSE」を持つ主人公ライジェルを新垣樽助、彼の従者フランケンシュタインを平川大輔が、2016年に期間限定で公開された本作の前日譚にあたるOVA「NOBLESSE: Awakening」から続投する。このほか、謎の組織「ユニオン」の実験体・M-21役には大西弘祐、ライジェルのクラスメイト・田代裕介役には岩崎諒太、加瀬学役には浜田洋平が配役された。
メインスタッフとして、「黒子のバスケ」の多田俊介が総監督、「火ノ丸相撲」の山本靖貴が監督を務める。脚本は「スタミュ」のハラダサヤカ、キャラクターデザインと総作画監督は「テニスの王子様」の石井明治が担当し、アニメーション制作はPruduction I.Gが行う。
原作者のJeho Son(SJH)氏は「『ノブレス』は昨年に完結しましたが、丸々11年という長い時間をこの作品と共に送り、かけがえのない作品になりました。『ノブレス』の連載が始まる前に、作画担当のKwangsu Lee(LKS)先生とあれこれ夢を膨らませていた頃のことが思い出されます」と振り返り、「そのうちの1つに、『私たちの作品がテレビアニメになること』という夢がありました。今回、その夢が叶って感激しております」とコメントを寄せている。さらに、山本監督は「『NOBLESSE -ノブレス-』では現代に異能力を持った、人間ではない主人公が現れて謎の組織や国と戦っていきます。そのスケールの大きさと次々と起こるストーリー展開に目が離せなくなる作品です。異能力者バトルと日常とのギャップを楽しめる娯楽作品になっているので、性別や世代を超えて観て欲しいです!」と呼びかけている。
テレビアニメ化を記念し、YouTubeではOVA「NOBLESSE: Awakening」を第0話として無料配信中。
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