岡田准一「ザ・ファブル」続編、21年公開決定! 堤真一、平手友梨奈、安藤政信が参戦
2020年8月19日 06:00

[映画.com ニュース] 岡田准一が主演し、南勝久氏による人気漫画を実写映画化した「ザ・ファブル」の続編が2021年に公開されることがわかった。木村文乃、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市ら豪華キャストが続投。新たに堤真一、平手友梨奈、安藤政信が参戦することも発表された。
累計発行部数750万部を誇る同名コミックを映画化し、19年6月に公開され人気を博した「ザ・ファブル」。裏社会で伝説の殺し屋として暗躍し、“ファブル”(寓話)の名前で恐れられる主人公(岡田)が、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る。殺しは禁止」というミッションに挑むさまを、コミカルかつシリアスに描いた。ファンの続編を望む声を受けシリーズ化が決定し、「ザ・ファブル 第二章」(仮題)として新作の製作が実現。江口カン監督が再びメガホンをとった。
続編では相変わらずボスの命令を守り、アルバイト先のデザイン会社・オクトパスで、“アキラ”として平和な生活を送るファブルの姿が描かれる。しかし、そんな毎日が危険人物たちによって脅かされようとしていた。表向きは安全な街づくりを推進するNPO代表だが、裏では緻密な計画で人から金を騙し取っては消す宇津帆(ウツボ)が、凄腕の殺し屋・鈴木と手を組み、次のターゲットとしてオクトパスのある人物に目をつけていた。時を同じくして、アキラは過去のある事件でつながっている、車椅子の少女・ヒナコと再会する。
本格的なアクションが見どころの本作で、岡田はアクションシーンの制作段階から参加。制御不能となり猛スピードで暴走する車を相手に、生身で危険なアクションに挑んでいる。さらに、廃屋となったマンションを丸ごと1棟使用した、大規模撮影を敢行。住人に正体がばれないように敵と戦いながら、マンション中を縦横無尽に駆けめぐるシーンもあり、相棒・ヨウコ(木村)との息の合った連携プレイも必見だ。岡田は「江口監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ! を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います」「現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います」と自信をのぞかせる。
宇津帆を演じる堤は、「ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました」と語る。何度も共演してきた岡田に、「今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします」と感謝を伝えた。そして、原作者・南氏の熱望が叶い、平手が心を閉ざした訳ありの少女・ヒナコを体現。平手は「前作を見たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせて頂きました」と思いを明かした。安藤は、ミステリアスな殺し屋・鈴木に扮している。
江口監督は、「岡田准一氏と共に目指したものは『前作を遥かに超える今までにないアクション映画』。岡田氏は前回同様ほとんどのアクションを自ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。自分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを高次元に引き上げた」と絶賛した。
「ザ・ファブル 第二章」(仮題)は、21年に全国公開。
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