ベン・アフレック、名作「チャイナタウン」の製作秘話描く新作映画で監督業に復帰
2020年8月10日 12:00
[映画.com ニュース] ベン・アフレックが、傑作フィルムノワール「チャイナタウン」製作の裏側を描く米パラマウント・ピクチャーズの新作映画「The Big Goodbye(原題)」で、約4年ぶりに監督業に復帰することがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
ロマン・ポランスキー監督による1974年の映画「チャイナタウン」の舞台は、1930年代のロサンゼルス。浮気調査を依頼されたのをきっかけに、やがて複雑に入り組んだ政治的陰謀に巻き込まれていく私立探偵ジェイク・ギレス(ジャック・ニコルソン)の活躍を描く。第47回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む主要11部門にノミネートを果たし、ロバート・タウンが脚本賞を受賞。70年代を代表する名作映画の1本として、映画ファンのみならずフィルムメーカーからも今なお絶大な支持を集めている。
アフレックがメガホンをとる新作は、サム・ワッソンのノンフィクション本「The Big Goodbye: Chinatown and the Last Years of Hollywood(原題)」をベースにしたもので、同著の映画化を長年切望していた米人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のプロデューサー、ローン・マイケルズが、アフレックと共同でプロデュースにあたるほか、アフレックは自ら脚本も執筆する予定だという。
アフレックが出演するか否かについては現段階で不明だが、ニコルソンとフェイ・ダナウェイをはじめとする主演俳優陣はもちろんのこと、ポランスキー監督や昨年10月に死去した往年の名プロデューサー、故ロバート・エバンス氏ら、ハリウッドの伝説的人物が実名で登場するということもあり、ビッグネームがキャストに名を連ねることは間違いなさそうだ。
「ザ・コンサルタント」のギャビン・オコナー監督と再タッグを組んだスポーツドラマ「The Way Back(原題)」で薬物依存症になったNBAの元スター選手を熱演し、批評家から絶賛を浴びたアフレック。今後は、作家パトリシア・ハイスミスの同名小説を映画化するエロティックスリラー「Deep Water(原題)」に主演するほか、8月末に撮影再開予定のリドリー・スコット監督最新作「The Last Duel(原題)」で、盟友マット・デイモン&アダム・ドライバーと共演を果たす。
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