ベネチア映画祭コンペ選出、黒沢清監督が歴史の闇に挑む 蒼井優主演「スパイの妻」90秒予告&ポスター
2020年8月7日 05:00

[映画.com ニュース]第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門出品作で、蒼井優主演、黒沢清監督がメガホンをとった映画「スパイの妻」のメインビジュアルと90秒予告が公開された。
1940年、太平洋戦争前夜。神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。妻である聡子(蒼井優)の知らぬところで夫は別の顔を持ち始めるが、それでも優作への愛が、聡子を突き動かしていく。
このほど公開された予告編では、国家機密を知り、憲兵から疑惑の目を向けられる夫婦の困惑と覚悟の模様を緊張感あふれる映像で切り取っているほか、女の死体や画面に浮かび上がる「満州から連れ帰った女」「油紙に包まれたノート」「金庫にフィルム」などの文字から、ミステリータッチで進む物語に期待が高まる。
本作は「寝ても覚めても」(18)の濱口竜介と、濱口と共に脚本を手掛けた5時間越えの大作「ハッピーアワー」(15)が世界の映画祭で評価された野原位が脚本を担当。また、「ペトロールズ」のリードボーカル、ギターで、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が、映画音楽を初めて手掛けた。
「スパイの妻」は、10月16日から新宿ピカデリーほか全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー