芦田愛菜主演「星の子」 「美女採集」清川あさみによる幻想的な刺繍アート完成
2020年8月5日 10:00

[映画.com ニュース] 芦田愛菜主演作「星の子」をイメージした、人気アーティスト・清川あさみによる刺繍アートがお披露目された。ポートレイトに刺繍を施す手法を用いたシリーズ作品「美女採集」「Complex」などで知られる清川が、キャンバス上での刺繍とペインティングにより、美しい星空と木々に包まれ、水の渦の中に佇む少女・ちひろ(芦田)の姿を描き出した。
「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した作家・今村夏子氏の同名小説を、「日日是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣監督が映画化。芦田が約6年ぶりに実写映画の主演を務め、撮影当時は自身と同じ年だった15歳のちひろを演じる。永瀬正敏と原田知世が、“あやしい宗教”を信じるちひろの両親を体現した。
中学3年生のちひろは、大好きな両親から愛情たっぷりに育てられてきた。しかし、両親は病弱だった幼少期のちひろを奇跡的に治した“あやしい宗教”を深く信じている。思春期を迎えたちひろは生まれて初めて、家族とともに過ごす自分の世界を疑い始めていく。そんなある日、ひと目惚れした新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。
大森監督は本作の脚本を執筆する際に、清川の作品集にインスピレーションを得ていたという。そんな大森監督たっての希望で、清川とのコラボレーションが実現。「星の子」というタイトルの刺繍アートは、光を放つ星々をビーズで表現し、木々や水面の揺れ、渦などを糸でひと針ひと針繊細に紡ぎ、静寂と緊張の入り混じる神秘的な世界が生まれた。劇中では赤松陽構造による題字「星の子」の背景となるタイトルアートとして登場し、星が瞬き、幻想的な風景が徐々に浮かび上がる。
映画「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」や、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」など、様々な映像作品のビジュアルに携わってきた清川。「子ども達は何にも変えがたい神秘的で尊い存在であり、親を選ぶ事は出来ない。宇宙の中の沢山の星の中の一つのように存在する。誰しもが、何か『信じる』という行為がその人を導き、生きる力になるのでしょう。自分という『星』を知った時、一人の大人に成長していく、そんな少女の佇む姿を描きました」とコメントを寄せた。
「星の子」は、10月から全国公開される。8月7日からは、ムビチケカード(税込1500円)も発売。清川の刺繍アートと、ポスタービジュアルがデザインされたポストカード2枚セットが特典(数量限定)として配布される。詳細は、公式サイト(https://hoshi-no-ko.jp/)で確認できる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった!!】この映画で人生がレベルアップする…GW、家族で観るならコレで決まり!
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこの面白そうな映画は!?!?
【強烈に面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

最愛の妻が、殺された…
【衝撃】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる…
提供:ディズニー

ここでしか観られない“激レア映画”を特集放送
【“観たい”にこたえる極上体験】映画・ドラマを愛するすべての人に!(提供:BS10 スターチャンネル)