ウィル・スミス主演作、カンヌ史上最高額でアップルが獲得
2020年7月16日 11:00

[映画.com ニュース] ウィル・スミス主演、「イコライザー」シリーズ、「トレーニング デイ」のアントワン・フークアが監督する新作「Emancipation(原題)」を米アップルが獲得した。
米Deadlineによれば、新型コロナウイルス感染防止対策のためオンラインで開催されたカンヌ国際映画祭のマーケット部門で、アップルをはじめワーナー・ブラザース、MGM、ライオンズゲート、ユニバーサル・ピクチャーズなど7社が、本作を巡り争奪戦を展開。アップルとワーナーが最後まで競り合った末、映画祭史上最高額となる1億500万ドルでアップルが落札した。諸経費を含めると1億2000万ドルになるという。
ウィリアム・N・コラージュが脚本を執筆した「Emancipation(原題)」は、1863年に米ルイジアナの農園から脱走したアフリカ系アメリカ人の奴隷ピーターの実話を描く。タマネギで自身の体臭を隠し、追跡者たちをかわしながら10日間過酷なサバイバルを続けた末、自由を獲得する唯一の手段として北軍に入隊。軍の身体検査の際、ピーターが農園で背中に鞭を打たれて負った凄惨な傷跡の写真が撮影され、これが「ハーパーズ・ウィークリー」などで大きく報じられて世界的に注目を集めた。
「Emancipation(原題)」はスミス、ジェームズ・ラシター、ジョン・モネ、ジョーイ・マクファーランド、トッド・ブラックがプロデュースし、フークア監督とクリフ・ロバーツが製作総指揮。アップルが製作・配給を手がける。2021年初頭にクランクインする。
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