木内達朗×大島依提亜!「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」オリジナルイラストポスター
2020年6月23日 18:00

[映画.com ニュース]「アニー・ホール」「ミッドナイト・イン・パリ」などで知られるウッディ・アレン監督の最新作「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」の日本オリジナルイラストポスターが披露された。イラストレーターの木内達朗氏とアートディレクター/グラフィックデザイナーの大島依提亜氏がタッグを組み、2種類のポスターを完成させた。
本作は、映画監督を取材するためニューヨークにやってきた学生カップルが、運命のいたずらに翻ろうされていくさまを描く。
木内氏は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズの書籍装画をはじめ、スターバックス・ホリデーキャンペーン、ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポストなどのイラストレーションを手がけるなど、国内外で活躍。大島氏は、数々の映画作品のポスターなどを手掛けるほか、最近では「デッド・ドント・ダイ」の日本版公式アートワーク、「ミッドサマー」の日本版アートポスターが話題を集めた。
イラストポスターは、主人公ギャツビー(ティモシー・シャラメ)と、恋人のアシュレー(エル・ファニング)が傘をさし、セントラル・パーク内を散歩している様子を描いた「セントラル・パークバージョン」と、偶然再会した元カノの妹チャン(セレーナ・ゴメス)とギャツビーが、美術館で一緒に時間を過ごすシーンを描いた「メトロポリタン美術館バージョン」の2種類。その出来栄えに、アレン監督も「素晴らしい!」と太鼓判を押しているという
木内氏は「ウディ・アレン監督作品で見たと言えるのは『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(←今思うと考えさせられるタイトルです)だけという人間ですが、大島さんからのご指名なので、二つ返事でお引き受けしました。大島さんのディレクションが明確でしたので、良い絵が描けたかと思います」とコメント。
大島氏は「今や何かと語りにくくなってしまったウディ・アレン作品。作品に罪はないとよく言うけれど、傑作! なだけにさらに罪作りな今作ですが、コロナ禍でどの映画を見ても登場人物たちが外にいるだけでファンタジーに見えてしまう中、この映画だけがそれすらも忘れさせてしまう楽しさにあふれていると感じたのも事実です」と、本作の感想を伝える。
続けて、大島氏は「ポスターを作るにあたり真っ先に思ったのは、ウディ・アレンが描くおなじみのNYの景色、一方で、メトロポリタン美術館のあの愉しくも美しいシーン。それぞれ屋内外の“場所を主役”にした二つで一つのポスターを構想しました(当然ポスター自体が名作である『マンハッタン』も意識してます)。その構想を、ウディ・アレンの映画のポスターをお願いするならば…と密かに思い続けていた木内達朗さんが完璧に絵にしてくださいました」と語っている。
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は7月3日から全国公開。
(C)2019 Gravier Productions, Inc.
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