浜辺美波×北村匠海「ふりふら」主題歌は「Official髭男dism」 楽曲&切ないキスシーンおさめた予告

2020年6月17日 05:00


「Official髭男dism」の名曲「115万キロのフィルム」が、4人の片思いに優しく寄り添う
「Official髭男dism」の名曲「115万キロのフィルム」が、4人の片思いに優しく寄り添う

[映画.com ニュース]浜辺美波北村匠海が共演する「思い、思われ、ふり、ふられ」の主題歌が、4人組ピアノポップバンド「Official髭男dism」の「115万キロのフィルム」に決定し、楽曲が流れる予告編(https://youtu.be/ZEFpj9YMJME)もお披露目された。映像には、北村演じる理央が思いをおさえられず、雨が降るなか義理の姉・朱里(浜辺)にキスをする、切ないシーンが切り取られている。

原作は、咲坂伊緒氏が手掛けた「ストロボ・エッジ」「アオハライド」に続く「青春三部作」の最終章であり、三部作の累計発行部数が2500万部を突破した人気コミック。同じマンションに住む高校1年生の男女4人が織りなす、複雑に絡み合う恋愛模様を描く。そして今年、同作が実写とアニメーションでダブル映画化される。

三木孝浩監督(「アオハライド」「坂道のアポロン」)がメガホンをとる実写版では、「君の膵臓をたべたい(2017)」で共演した浜辺と北村の再タッグが実現。そのほか、第8回東宝シンデレラオーディションのグランプリに輝いた福本莉子、「仮面ライダービルド」で注目を集めた赤楚衛二が顔をそろえた。

予告編には、すれ違う4人の片思いがみずみずしく映し出されていく。明るく社交的だが、本当の気持ちを表現するのが苦手な朱里。朱里に気持ちを伝えられないまま、親同士の再婚で義理の弟になり、叶わない恋に囚われる理央。理央の気持ちを知りながらも彼に惹かれ、初めての恋に戸惑う内向的な由奈(福本)。由奈の幼なじみで、まだ恋を知らない和臣(赤楚)。自分の気持ちと向き合い、それぞれの結末を探し求める姿に、「115万キロのフィルム」が優しく寄り添っている。

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「Official髭男dism」は、「この楽曲は、自分が大切な人と過ごす時間を、どんな些細な不安も幸せも共有しながら、極力忘れる事なく生きて行きたいという思いが詰まった曲です」と明かす。三木監督は「日常の中にある何気ない瞬間こそが特別な1シーンになる。ごく普通の高校生の男女四人それぞれが主人公であり、その日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にないと感じたのですが、すでにファンからの人気絶大な楽曲なので、ダメ元でオファーしたところ、メンバーの皆さんからもこの曲が『ふりふら』のテーマに合うと賛同のお返事が!」と喜びを明かす。そして「エンドロールを見ながら、スクリーンに描かれたストーリーが『115万キロのフィルム』によって見た人の人生に繋がっていく。そんなケミストリーが生まれる予感に、今からワクワクしています!」と願いをこめた。

初号試写会で初めて主題歌を知ったという浜辺&北村も、「この映画のために作られたのでは!? と思ってしまうくらい、ぴったりで。歌詞と音楽を聞けば聞くほど、映画の登場人物の気持ちと話とリンクして、心の中に染みこんできて広がりました」(浜辺)、「こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません。もう一度泣かせてくれる素敵な一曲です」(北村)と喜びを語った。

思い、思われ、ふり、ふられ」は8月14日から、アニメ版は近日全国公開。

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