紀里谷和明監督作「新世界」製作決定! キャラクターモチーフは戦国時代の偉人たち
2020年6月10日 16:30

[映画.com ニュース] 「CASSHERN」「ラスト・ナイツ」の紀里谷和明監督による新作「新世界」の製作が決定。現在、パイロット映像(約90秒)制作のサポーターを募集するクラウドファンディングプロジェクトが、「Makuake」で実施されている。
紀里谷監督が企画・構想を温めてきた本作は、長年のパートナーでもあるCGプロダクション「エヌ・デザイン」と製作。舞台となるのは近未来の東京。登場キャラクターのモチーフは、戦国時代に名を馳せた個性豊かな歴史上の人物たちだ。製作にあたり“クリエイティブの復興”を掲げており、作品の創作過程や発表方法、マネタイズのビジネスまでをアートととらえ、作品づくりを通して芸術の本質を問いかける。

全国を襲った大規模な震災が引き金となり、国のシステムが崩壊した近未来の日本。スラムと化した街には犯罪者が溢れ、8年にも及ぶギャングの縄張り争いが全国各地で激化していた。浅井組、徳川組、今川組、斎藤組を傘下に収める最大のギャング・武田組組長の信玄は、今や警察はもとより政界にまで影響を及ぼすほどの力を手にし、影から国をコントロールする存在となっていた。そこに理想の新世界を求める織田組の若き組長・信長が登場したことで、“天下統一”に魅せられた男達の想いが交錯していく。

製作期間は、今年8月から約2~3カ月を予定し、基本的な作業は全てリモートで行うことを想定。Zoomなどを活用した打ち合わせ自体を公開配信するほか、製作期間中の状況を報告し、質問を受け付けるオンラインイベントなどが定期的に開催される予定だ。
「新世界」のクラウドファンディングは、8月10日まで「Makuake」(https://www.makuake.com/project/shinsekai/)で実施中。目標金額は、1300万円。なお同HPには、紀里谷監督のメッセージが掲載されている。
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