映画ファン約6割が映画館営業再開後1カ月以内に鑑賞希望 米アンケート調査で判明
2020年5月30日 19:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルス感染拡大による外出禁止令がアメリカ全土で緩和されるなか、映画館の営業再開への期待が高まっている。だが気になるのは、果たして観客が映画館に戻ってくるのかという点だ。
そんななか、米オンラインチケット販売のAtom Ticketsは5月11日(現地時間)、1500人のユーザーを対象にアンケート調査を実施。「見たい映画が上映されるようになったとき、映画館が再開されてからどれだけ早く映画館に戻りますか?」という質問に対し、「すぐに」と答えたのは25%。さらに「1カ月以内」が34%、「2カ月かそれ以上」が18%、「ワクチンを待つ」が21%、「2度と戻らない」が1%という結果になった。
「映画館に安心して戻るために、もっとも重要な条件は何ですか?」という問いに対しては、「座席間隔の確保」が圧倒的に多い42%、「消毒・殺菌の徹底」が21%、「従業員と観客のマスク着用」が14%、「行列とロビーにおける社会的距離」が10%、「体温測定」が6%と続いている。
このアンケート結果を見る限り、アメリカの観客が映画館での映画鑑賞を心待ちにしていることは間違いない。ただし、座席間隔の確保やマスク着用、社会的距離の維持など、映画鑑賞にも新たな生活様式を導入する必要がありそうだ。
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