「メイズ・ランナー」監督がSF小説「ハリー・オーガスト、15回目の人生」を映画化
2020年5月14日 21:30
[映画.com ニュース] サバイバルアクション映画「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督が、作家クレア・ノース著のSF小説「ハリー・オーガスト、15回目の人生」を映画化する新作でメガホンをとることがわかった。原作の映画化権を獲得した米アンブリン・パートナーズが製作する。
2014年に出版された原作は、死んでは生まれ変わり、前世の記憶を全て残したまま同じ人生を繰り返すハリー・オーガストが、同じ資質をもつ人間が企んでいる野望から世界を救おうとする物語。優れたSF小説に与えられるジョン・W・キャンベル記念賞を受賞し、アーサー・C・クラーク賞にもノミネートされた。
米Deadlineによれば、映画はメリッサ・イクバルが脚本を執筆。アカデミー賞作品賞にノミネートされた「スリー・ビルボード」のピーター・チャーニンとグレアム・ブロードベント、「メイズ・ランナー」シリーズのジョー・ハートウィック・Jr.がプロデュースする。
ボール監督は本作のほかに、米20世紀スタジオの「猿の惑星」シリーズをリブートする新作でメガホンをとることが決定している。