米アマゾンの買収の噂によりAMC株価が急上昇
2020年5月13日 08:30

[映画.com ニュース] 米アマゾン・ドット・コムが世界最大のシネコンチェーンAMCシアターズを買収するという噂が流れたことから、AMCの株価が急上昇したことを米バラエティが報じている。
英デイリー・メールが5月10日(現地時間)、アマゾンとAMCが買収交渉を行ったと報道。現在も交渉が継続しているかどうかは不明と記されていたものの、AMCの株価が高騰。前日から約45%アップの5ドル80セントをつけており、今後も両社の動向から目を離すことができない。
アメリカのAMCとカーマイクシネマズ、ヨーロッパのオデオン・シネマズやUCIシネマズなどを傘下にもつAMCシアターズは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた劇場閉鎖で経営危機に立たされている。
一方、アマゾンは米高級スーパーチェーン「ホールフーズ・マーケット」を2017年に買収しており、ネット通販の領域から足を踏み出している。18年にはアート系シネコンチェーン、ランドマーク・シアターズの買収に動いたものの失敗。傘下のアマゾン・スタジオが手がけた「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」は興行で成功したものの、フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン共演のアドベンチャー映画「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」、アダム・ドライバー主演の社会派ドラマ「ザ・レポート」(スコット・Z・バーンズ監督)といった近作はアメリカで十分な公開館数を確保できなかった事情がある。
劇場チェーンを所有できれば、自社作品を広くアピールすることができる。ただし、買収に失敗したランドマークが全米で約250スクリーンなのに対し、AMCは全世界に約1万スクリーンと桁違いの規模を持つ。
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