「G.I.ジョー」シリーズ最新作が本格始動か?
2020年5月8日 13:00
[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズと米玩具メーカーのハズブロが、「G.I.ジョー」シリーズ第4弾の製作に向け本格的な準備に入ったようだ。
2009年公開の「G.I.ジョー」は、ハズブロ社のアクションフィギュアから派生したテレビアニメを下敷きに、国際機密部隊「G.I.ジョー」と悪のテロ組織「コブラ」の戦いを描いたアクション映画。13年には続編「G.I.ジョー バック2リベンジ」が公開され、2作品合わせた世界累計興行収入が6億7800万ドルという大ヒットを記録している。
パラマウントとハズブロは、以前から同シリーズの新作を複数本準備していると公表しており、今年初めには、数あるキャラクターのなかでもダントツの人気を誇るスネークアイズを主人公にしたスピンオフ「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」を製作。「クレイジー・リッチ!」でブレイクしたヘンリー・ゴールディング主演、「フライトプラン」「RED レッド」のロベルト・シュベンケ監督がメガホンをとる同作は、日本で大規模なロケを敢行したことでも話題を集めた。
米バラエティによれば、シリーズ第4弾となるタイトル未定の新作は、内容や設定を刷新したリブートになる模様で、シリーズの生みの親であるロレンツォ・ディ・ボナベンチュラがプロデューサーとして続投。パラマウントは現在、大ヒットマーベル映画「キャプテン・マーベル」の原案や、クリステン・スチュワート主演の新作「セバーグ(原題)」の脚本を手がけたジョー・シュラプネル&アナ・ウォーターハウス夫妻に、脚本の執筆を打診中とのことだ。
なお、シリーズ最新作「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」は、20年10月23日の全米公開を予定している。