「舞台を救え」松田誠を発起人に舞台専門の「シアターコンプレックス」プロジェクト発足
2020年5月6日 22:00

[映画.com ニュース] ミュージカル「テニスの王子様」、ミュージカル「刀剣乱舞」などで知られる演劇プロデューサー・松田誠が発起人となり、舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクトを立ち上げた。
同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるべく発足。松田が代表取締役会長を務めるネルケプランニングをはじめ、集英社や講談社、小学館、手塚プロダクション、キングレコード、AbemaTV、日本2.5次元ミュージカル協会などが協力企業として名を連ねている。
松田は「自分の人生を救ってくれたのは舞台でした。また人生を豊かにしてくれたのも舞台です。その舞台が今まで経験したことのない危機に瀕しています。役者、クリエイター、スタッフ、主催者、劇場などさまざまな仲間を守りたい。お客様との絆を守りたい。お客様に何かを届けたい。決して舞台の火を消してはいけない。何ができるか試行錯誤の上、クラウドファンディングで舞台専門の配信プラットフォームを立ち上げようと思い当たりました。ネット上に架空の劇場を作るイメージです。この架空の劇場を作ることによってさまざまな舞台のアーカイブ作品が見られたり、舞台の生中継を共有することができます。新しいコンテンツを作ることで俳優やクリエイターに新しい仕事が生まれます。これによって多くの仲間を守れると考えました」とプロジェクト発足の意図を説明。さらに、「キーワードは『舞台を救え』です。この活動にさまざまな会社や俳優の方々からご賛同をいただきました。舞台の火を消さないために、どうか皆さんの力をお貸しください。またリアルな劇場でお会いできる日を目指して!!」と呼びかけている。
公式サイト(https://fanbeats.jp/collaboration/theater-complex)では、5月1日から既存の舞台公演の映像配信、今後上演される公演のライブ配信、オリジナル番組配信に向け、クラウドファンディングを開始。とくに、オリジナル番組の配信はクラウドファンディングで募った資金を活用し、キャストの発案やファンの意見を取り入れた形での実現を目指しているという。
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