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米アカデミー、新型コロナで影響受けた映画関係者支援のため600万ドル寄付

2020年4月10日 14:30

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映画芸術科学アカデミーが映画関係者支援
映画芸術科学アカデミーが映画関係者支援
写真:AP/アフロ

[映画.com ニュース] アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、新型コロナウイルスで被害を受けた映画関係者支援のため、600万ドルを寄付すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大とともに、アメリカではニューヨーク州やカリフォルニア州をはじめとする多くの州で緊急事態宣言が発令。映画館が閉鎖となり、映画製作も延期となっている。経済的困難に陥った映画関係者も少なくないなか、AMPASが緊急支援を発表した。

デビッド・ルービン会長は「アカデミーには最も困難なときに、同業者を支えてきた長い歴史があります。パンデミックに直面したいま、私たちは映画業界のなかで困難な状況にある人々に手を差しのばす義務があります」と声明を発表している。

具体的には、業界関係者を対象にしたThe Actors FundとMotion Picture & Television Fundという2つの慈善団体に400万ドル、女性やマイノリティの映画作家育成の助成プログラムを提供するAdacemy Fundに200万ドルと、計600万ドルを寄付するという。

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