ティモシー・シャラメ、カトリーヌ・ドヌーブも! 珠玉のショートフィルム、4月9日まで無料配信中
2020年4月3日 22:00
[映画.com ニュース] ショートフィルム専門のオンラインシアター「ブリリアショートショートシアターオンライン(BSSTO)」(https://sst-online.jp/)が、4月9日までの期間限定で、「君の名前で僕を呼んで」出演前のティモシー・シャラメが主演する「サインスピナー」や、“フランスの至宝”カトリーヌ・ドヌーブ出演作「スター誕生」などのショートフィルムを配信していることがわかった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛中の映画ファンに向け、「ショートフィルムで世界をめぐる映画旅行」をコンセプトに、過去の配信作品から4作品をセレクト。同サイトの会員登録をすれば、常時10作品以上の短編映画を無料で視聴することができる。
2008年から10年間、神奈川・横浜で営業していたショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショートシアター」。そのブランドを受け継いだBSSTOでは、米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が厳選した作品を、毎週水曜に公開している。
「サインスピナー」では、「ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界」で長編映画デビューする前のシャラメが、子どもと大人の狭間で揺れるティーンエイジャーをみずみずしく演じている。広告のボードを回すパフォーマンス・サインスピナーで小遣い稼ぎをする少年ふたりが立てた“ある計画”を、スリリングに描いた。続く「スター誕生」は、パリ・オペラ座のダンサーの頂点エトワールを務めるドロテ・ジルベールが主演を務める、バレリーナの秘密をめぐる物語。ドヌーブはオペラ座の舞台監督役で圧倒的な存在感を示しており、モーリス・ラベルの「ボレロ」が全編を力強く彩っている。
3本目は、自分とうり二つの姉にいつも好きな人を奪われてきた妹が、姉の結婚式の日に企てた復讐劇「愛は痛みをともなうもの」。上映時間12分で、予想外の出来事が畳みかけられ、怒涛の展開で結末まで突き進んでいく。圧倒的なスピード感で物語が展開することも、ショートフィルムの面白さのひとつ。最後の「デビッドの失恋ツアー」は、失恋したツアーガイドがツアー客に恋の悩みを相談し始めてしまう姿をコミカルに描いており、舞台であるイタリア・ローマの観光名所や街並みを楽しむこともできる。
「サインスピナー」「スター誕生」「愛は痛みをともなうもの」「デビッドの失恋ツアー」は、4月9日まで配信。他にも様々な国で製作された多彩なショートフィルムがラインナップされており、詳細はBSSTOの公式サイト(https://sst-online.jp/)で確認することができる(配信期間は作品ごとに異なる)。