新型コロナの感染拡大を受け… 007ファンサイトが「ノー・タイム・トゥ・ダイ」公開延期を嘆願
2020年3月4日 16:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスによる感染が世界的に拡大するなかで、「007」のファンサイトがシリーズ最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開延期を求めている。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」に関しては、新型コロナウイルスの影響を受け既に北京で予定されていたワールドプレミア、中国各地でのプロモーションが中止になっている。現時点では、3月31日(現地時間)に英ロンドンでワールドプレミアを行ったのち、世界各地で封切られることになっている。
こうした動きに対し、「007」の非公式サイトであるMI6-HQは、製作・配給のユニバーサル、MGM、EONに対して「ノー・タイム・トゥ・インディシジョン(優柔不断のときではない)」と題した嘆願書を掲載。「宣伝や公開スケジュールよりも公衆の安全を優先すべきだ」と公開延期を訴えている。
「『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開まで1カ月となったいま、新型ウィルスの拡大はアメリカでピークを迎えようとしています。本日、米ワシントンは緊急事態宣言をしました。4月上旬までのあいだに、映画館が閉鎖されたり、動員が激減したりする可能性がかなり高いです。たとえ映画館を閉鎖する法的制限がないとしても、『007 スカイフォール』のMのセリフを引用するならば、『あなたは自分の安全に自信がおありですか?』と言いたいです」
「これは映画に過ぎません。世界中のファンと彼らの家族の健康と幸福はもっと重要です。わたしたちファンはこの映画のために4年間待ちました。ダニエル・クレイグの最後の活躍のために、あと数カ月待たされたところで影響はありませんし、興行的にはずっといい結果になるはずです」
なお、米ハリウッド・レポーターはこの件に関してユニバーサル、MGM、EONの3社にコンタクトを取ったが、返答は得られなかったという。「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は日本では4月10日公開予定。
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