ダニエル・クレイグ版ボンドの最終章! キャリー・フクナガ監督が「007」のヒーロー像を語る特別映像
2020年2月27日 17:00

[映画.com ニュース]「007」シリーズの最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の特別映像がお披露目された。監督と脚本を務めたキャリー・フクナガ監督が、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドのヒーロー像を語り、「007シリーズの根底にあるもの、危険であり感情が揺さぶられるもの、そして語られることのなかったもの、全てが明らかになる。ダニエル・クレイグにとっての最終章だ」と期待をあおっている。
フクナガ監督のナレーションに導かれる特別映像は、「スクリーンに白い丸が現れるとアドレナリンが吹き出してくる」という言葉の通り、銃口からのぞくボンドがスクリーンに向かって銃を撃つ、シリーズの伝統とも言えるシーンでスタート。前作「007 スペクター」から約5年が経ち、MI6(英国諜報部)を退きジャマイカで穏やかな生活を送るボンドを描くに当たり、フクナガ監督は「ボンドを捉え直すことに重点をおいた。彼はどこにいてどう変わったのか」と語る。そして、「00の任務にもがく姿は傷ついた獣のようだ」「世界は変わった。そしてルールも変わった。非対称戦争時代のスパイのルールも複雑になった。ボンドが家族のように想う仲間も皆が脅威に晒されている」と、物語にちりばめられた様々な変化を分析する。
映像では、激しいバイク&カーチェイス、銃撃戦、肉弾戦など息つく間もない迫力のアクションシーンが展開し、フクナガ監督も「最初から最後までノンストップ。レースさながらだ」と太鼓判。そして、「『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』はボンドの集大成だ。彼が出会ったすべて、トラウマや失ったものまでも。最も挑戦的で困難な任務。それが今作の狙いであり、特別なものにしたかった」と、クレイグが演じる最後のボンドであり、約60年にわたり続いてきたシリーズの重要な転換点となる本作への思いを明かした。
最強の敵を演じるラミ・マレックをはじめ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥー、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、クリストフ・ワルツら豪華キャスト陣が共演。今年の第62回グラミー賞で主要4部門を含む5冠に輝いた18歳の米シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュが主題歌を担当している。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、4月10日から全国で公開。
(C)2023 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. 60th Anniversary Logo, and related James Bond Trademarks are trademarks of Danjaq, LLC. All Rights Reserved. NO TIME TO DIE (C) 2021 DANJAQ, LLC AND METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge