吉沢亮、現場で存在感ゼロ? 本人がいても「吉沢さん待ちですって(笑)」
2020年2月24日 20:45

[映画.com ニュース] コメディ映画「一度死んでみた」の完成披露試写会が2月24日、都内で行われ、主演の広瀬すず、吉沢亮、堤真一らが舞台挨拶に立った。
過干渉な父親に「死んでくれ!」と毒づく女子大生(広瀬)と、「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んで本当に死んでしまった製薬会社社長の父親(堤)がドタバタ騒動を巻き起こす。「犬と私の10の約束」「ジャッジ!」で知られる澤本嘉光のオリジナル脚本を映画化した。

本格的なコメディに初挑戦した広瀬は「現場に行ってみないと、皆さんがどんな感じかわからなかったので、とりあえず攻撃的に行こうと思った」と振り返り、「反抗心の強さを意識して、(自分の中の)やさぐれ精神をパーンと出し、気持ちよくセリフを発散した」と役作りを語った。
一方、広瀬演じる娘から罵倒される役どころの堤は、「自分にも娘がいるんで、いずれ言われるだろうと。なので、傷つかないためのシミュレーションになった」と複雑な胸中。「いちいち怒らず、成長したら、そういうものだと自分に言い聞かせた」と父親の顔をのぞかせた。ロックテイストの衣装に身を包んだ広瀬と対峙し「普段からこういう人なのかなと(笑)」。これには広瀬も「どうりで距離がつかめないと思ったら、原因はそこでしたか……」と苦笑いだった。

吉沢は薄すぎる存在感から「ゴースト」と呼ばれる社長秘書を演じ、「表面的には前髪を伸ばして、目を隠したり。でも、内面は何も役作りしていないです。根暗なので」。現場では「基本、気づかれない」と嘆き、「その場にいるのに『吉沢さん待ちです』って(笑)」と笑いを誘っていた。
舞台挨拶には広瀬、吉沢、堤に加えて、共演するリリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太、auの「三太郎」シリーズを手がけてきたCMディレクターで、本作が長編映画デビューとなる浜崎慎治監督が駆けつけた。「一度死んでみた」は、3月20日から公開。

(C)2020 松竹 フジテレビジョン
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge