大泉洋&小池栄子、ディスり合い“夫婦漫才”披露しつつ再共演を約束
2020年2月23日 20:26

[映画.com ニュース] 俳優の大泉洋と女優の小池栄子が2月23日、映画「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」の御礼舞台挨拶を、成島出監督とともに東京・丸の内ピカデリーで行った。
太宰治の未完の遺稿をベースにしたコメディで、2人は偽装夫婦役。大泉はマスク姿が目立つ満席の会場を見渡し、「このご時世にありがたい。マスクがない、ないと言っているけれどありますね。着けていない私らが一番怖い」と、新型コロナウイルスのネタを交え感謝した。
だが、小池は「(劇場に)入った瞬間に感動しました。数ある映画の中でこの作品を見に来てくださって、ちょっとウルっとしました」と感涙。成島監督も、「栄子ちゃんを見ていたら、こちらもきちゃいますね。正直、半分くらい(の入り)だと思っていた」と感激の面持ちだ。

すっかり立場のなくなった大泉は慌てて、「私も感動して…」と泣きマネをし、「さっきの話はなしで。私だけ最低なヤツじゃないか。小池栄子の株だけが上がるのはずるい」と自己弁護。すかさず小池が、「欲しがるよねえ。全然、涙が出ていない」とツッコんだ。
2人は映画では初の本格共演で、全国キャンペーンや宣伝のための番組出演でも1カ月ほどを共にしすっかり意気投合。小池は、「私はまだ全然、おなかがいっぱいになっていない。あなたと番組をやりたいよ」と提案した。

しかし大泉は、「あなたとは面倒くさい」と拒絶。日本テレビ「スッキリ」で疑似MCに挑戦したことを挙げ、「あれで私のMCとしての評判がものすごく下がった。あなたとやると仕切り合いになるし、私がアシスタントに感じちゃう。共演した女優に、こいつって言ったことはないからな」と不平を漏らした。
小池も、「私も、こいつって何だ、おまえって言った。後で母親に怒られました」と苦笑。その上で「やっぱり、できないね。ケンカになるし、反省会が長くなりそう」と納得の表情で断念した。
“夫婦漫才”を繰り広げた末に、大泉が「また、監督にコメディを撮ってもらって栄子ちゃんと一緒にやりたい。すぐにやるとまたかって言われるから数年後に」と意欲。5作目の成島作品となる小池も、「毎回、監督のチャレンジの場に立たせていただけることを誇りに思う。親愛なる大泉さんとも濃密な時間を過ごせた。もう一度違う形で映画を作りたい」と呼応し、息の合ったところを見せていた。
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