モトーラ世理奈、台湾の天天まんじゅうがお気に入りも“湿布味”飲料には渋面
2020年2月22日 21:30
大学生活に行き詰まりを感じた女子大生が、父の再婚相手との台湾旅行での食を通じてきずなを深めていくロードムービー。モトーラは台湾ロケについて、「本当にいろいろな所に行っていろいろなものを食べて、劇中で食べているものも撮影メンバーのご飯になりました」と述懐。中でもお気に入りは、劇中には登場しない天天まんじゅうで「台中で食べたんですけれど、本当においしかった」と笑顔で話した。
一方の大島は、「おいしいものも、そうでないものもねえ」と含みのあるコメント。そして、おもむろに赤い缶飲料を取り出し一口飲むと「これ、湿布の味なんです」と苦笑。薦められて飲んだモトーラも、なんとも言えない渋い表情になった。
最近は、ロシアやウクライナなどでの撮影が続いていた今関あきよし監督は「息抜きで行った台湾にハマってしまった。やっと日本に近づいてきた」とご機嫌。「ロケハンで出会った人たちをフューチャーして、2人に出会わせたかった。撮影中に良さそうな店を見つけて、撮らせてと言ったこともあった。半分はドキュメンタリーです」と説明した。
モトーラの父親役で、今関監督と40年来の親交がある利重剛も、「これほど純粋なロードムービーはない」と絶賛。だが、今関監督は「カニを食べるシーンが、チューチューうるさかった」とチクリ。利重も、「食えって言ったじゃん。俺は台湾に行っていないんだから、あそこで食わないと意味がなかった」と抗弁した。
そんな和やかなやり取りにモトーラも終始笑顔。「普通の映画とはちょっと違って、テーマパークでメリーゴーラウンドに乗っているような感覚になる。おいしいものを食べた後のような、あったかい気持ちを持って帰っていただけたら」と真摯に語った。
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