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ジェイミー・フォックス、難役の演技論を明かす 「黒い司法」インタビュー映像

2020年2月19日 12:00

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可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑む
可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑む
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 冤罪の死刑囚たちのために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を映画化した「黒い司法 0%からの奇跡」の特別映像が公開された。主演のマイケル・B・ジョーダン、共演のオスカー俳優ジェイミー・フォックスらが本作について語っている。

黒人への差別が根強い1980年代のアラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルター・マクミリアン(フォックス)を助けるため、新人弁護士のスティーブンソン(ジョーダン)は無罪を勝ち取るべく立ち上がる。しかし、仕組まれた証言、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の差別と不正がスティーブンソンの前に立ちはだかる。

公開された映像は、ジョーダンが「彼はみんなに知ってもらうべき英雄だよ」と自身が演じたスティーブンソンを称賛するところから始まる。続けて、現在も司法の闇と戦い続けるスティーブンソン本人が登場し、現状に対し「刑事司法制度には多くの問題があって不公平な判決や冤罪が頻繁に起こっている」と警鐘を鳴らす。

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スティーブンソンから多くのことを吸収したというジョーダンは「生死に関わる仕事の邪魔をしたくないから、連絡する度に申し訳なかった」と、謙虚な人柄を垣間見せる。スティーブンソンのサポートとして、こちらも実在するエバ・アンスリーを演じたブリー・ラーソンも本人と密にコミュニケーションを取ったそうで「彼女の信念に大きな刺激をもらった。彼女らしさを正確に描きたかった」と話している。

冤罪の死刑囚という難しい役どころを演じきったフォックスは「このような役は模倣じゃだめなんだ。彼(マクミリアン)の精神を自分の中に取り込むんだ」と演技論を熱弁。ジョーダンも「魔法みたいだった。作品を大切に思う人が集まって作る映画はあまりない。これは世の中にある物語の一つにすぎないかもしれない。でも、絶対語られるべきなんだ」と、本作の重要性を語っている。

黒い司法 0%からの奇跡」は2月28日から公開。

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