“騒音おばさん”がモチーフ ご近所トラブルが大事件へ発展「ミセス・ノイズィ」5月公開
2020年2月7日 08:00

[映画.com ニュース]第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門出品で、隣人同士の些細な対立が大事件へと発展していく様子を描いたサスペンスドラマ「ミセス・ノイズィ」が5月に劇場公開されることが決定した。
オリジナル脚本を手がけた天野千尋監督は、「『騒音おばさん』がモチーフの映画。物事は、見る角度によって見える景色が違う。人も別の角度から見ると悪人にも善人にもなる、そういうことを盛り込んだ映画にしたかった」と第32回東京国際映画祭で語っており、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していくという物語。「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ、子供のケンカから、国や民族の紛争や戦争まで、あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした。
主人公の小説家・真紀を「共喰い」の篠原ゆき子、隣人の美和子を「どうしようもない恋の唄」の大高洋子、真紀の娘を「駅までの道をおしえて」の新津ちせがそれぞれ演じる。
小説家で母親でもある吉岡真紀は、スランプに悩まされていた。ある日、突如として隣の住人・若田美和子による嫌がらせが始まる。それは日を追うごとに激しさを増し、心の平穏を奪われた真紀は家族との関係もギクシャクしていく。真紀は美和子を小説のネタにすることで反撃に出るが、その行動は予想外の事態を巻き起こし、2人の争いはマスコミやネット社会を巻き込む大騒動へと発展していく。
「ミセス・ノイズィ」は、5月TOHOシネマズ日比谷、新宿武蔵野館他全国公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

なんだこの“刺さる”映画は――!?
【尋常でなく期待してる】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【阿部寛、10秒でAIを騙す】予告編だけでこんな観たくなること…ある!?狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映