バカリズム「架空OL日記」撮影は気負いなく「本当に楽しかった」
2020年2月4日 21:56

[映画.com ニュース] お笑い芸人のバカリズムが銀行勤めのOLのフリをしてネット上につづったブログを実写化した連続ドラマの劇場版「架空OL日記」の完成披露試写会が2月4日ス、都内で行われ、主演・脚本を担当したバカリズムのほか、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督が出席した。
第55回ギャラクシー奨励賞、第36回向田邦子賞を獲得したドラマの劇場版となる本作は、ドラマと変わらず銀行で働く女性たちの日常を淡々とユーモラスに、時に辛らつに描く。映画化を「本当に夢みたいです」と語るバカリズムは、「ドラマからそうでしたが、この作品は現場が楽しくて。空き時間もみんなで一緒にお弁当を食べたりして楽しんだ。感覚的には、本番と空き時間の差がなくて。本編なんだけど、メイキングビデオみたいな。思い出ビデオを見ているような気持ちです」と告白。佐藤も「升野さん(バカリズムの本名)が、続編が出来たらいいなと言っていたんで、大人の人が動いてくれるんだろうなと思っていました。実際にみんなで集まる事が出来て、顔を合わせたら思った以上に打ち解けることが出来て。撮影もついこの間、ドラマを撮影していたなというくらいに、空気感が変わらず楽しかったなと思います」と述懐。その後も夏帆をはじめ、キャスト陣は口々に「撮影が楽しかった」「居心地が良かった」とコメントし続け、和気あいあいとした様子を見せた。
ドラマ版に続き、メガホンをとることになった住田監督は「撮影に入る前に升野さんと相談して。この作品の良さは派手じゃないことにあるから、映画版もそうなることを望んでいました」と話す。バカリズムも「今回は、おそらく期待通りの内容になっていると思います。“期待以上”になっているか分からないですが、こんな風になっていたらいいなというものが、そのまま見られると思います。楽しみにしてください」と話すなど、劇場版ということに対する気負いは感じなかったようだ。
ドラマ版に出演したレギュラーメンバーに加え、シム・ウンギョン、坂井真紀ら新メンバーも参加している。バカリズムが「(架空の)ブログを書いていた時に、(夏帆が演じる)マキちゃんの名前は、坂井真紀さんからとっているんです。元気な感じをイメージしていたんですが、それは坂井さんがモデルだった。だから出てくれると聞いた時は感慨深かったですね」と説明。そんなキャスト陣について住田監督は「ベストメンバーですよね。ほぼ最初にお願いした人たちに出ていただけた。本当にすばらしいですよね」と満足げな表情を見せた。
「架空OL日記」は2月28日から全国で公開。
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