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モトーラ世理奈に見つめられ、三浦友和ドキドキ「見ないでくれる?」

2020年1月25日 14:50

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舞台挨拶に立ったモトーラ世理奈ら
舞台挨拶に立ったモトーラ世理奈ら

[映画.com ニュース] 岩手県大槌町に実在する電話ボックスから着想を得て製作された映画「風の電話」の公開記念舞台挨拶が1月25日、東京・新宿ピカデリーで行われ、モトーラ世理奈、西島秀俊三浦友和諏訪敦彦監督が登壇。モトーラが、出演に対して当初は消極的だったことをスローペースで話し始めると、西島らは温かい視線で見守った。

風の電話」は、2011年に大槌町在住のガーデンデザイナー・佐々木格氏が、東日本大震災で死別した従兄弟ともう一度話がしたいという思いから、自宅の庭に設置したもの。「天国に繋がる電話」として反響を呼び、今でも多くの人がその場所を訪れている。

モトーラは、主人公ハル役をオーディションで勝ち取ったが「最初にお話をいただいた時、ちゃんとした台本がありましたが、それを読んで、やりたくないって思ったんです」と切り出した。「私は小さいころから、親子の話、家族が亡くなっちゃうとかの話が一番悲しくなっちゃうので。今回の台本がまさにそういう話だったので、もう嫌だと思って。でも、オーディションの日は来てしまって」と言うと、諏訪監督は「(オーディションに)来てくれて良かったです」と胸をなでおろす。

2度目のオーディションでは台本がなかったそうで、モトーラは「前は自分が辛いという気持ちが先に出てしまったけど、2回目は相手の気持ちが先に出てきて。なんとなく私は、即興芝居が合っているかもと思いました」とほっとした表情を見せた。

西島は、モトーラについて「現場で会ってすぐ、この人は、諏訪監督の現場でやらなければいけないこと、やってはいけないことがはっきりわかっているんだなと思いました」と感心した模様。三浦は、エキゾチックなモトーラのファッションを見て「こういうモデルさんの雰囲気はありますが、今回は、女子高生役。違和感が全くなく入っていけるんです」と称えたが、モトーラの視線に気づき「見ないでくれる? この人が見てると本当に緊張してしまう」と語り、会場の笑いを誘った。

第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式出品されることが発表された本作。諏訪監督は「もがきながら一生懸命撮影しましたが、ささやかな僕たちの思いがベルリンに伝わって良かったなと」と喜びを語った。

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