“GTOのエピソードゼロ”「湘南純愛組!」Amazon Primeでドラマ化 寛一郎&金子大地共演
2020年1月23日 10:00
[映画.com ニュース] 「GTO」のエピソードゼロとして人気を博した、藤沢とおる氏による青春ヤンキー漫画「湘南純愛組!」が、寛一郎と金子大地の共演で実写ドラマ化されることがわかった。Amazon Prime Videoで、2月28日から配信される。
「GTO」の主人公・鬼塚英吉と弾間龍二の湘南最強コンビ「鬼爆」の高校時代を描き、累計発行部数4500万部を誇る青春のバイブル「湘南純愛組!」。不良の巣窟・極東高校で暴れていた鬼爆コンビは、一目惚れした女性のためにヤンキー生活から足を洗うことを決意するが、行く手に次々と強敵が立ちはだかる。1990年代のヤンキーカルチャーを背景にしたケンカと友情、禁断の恋をめぐる物語が、当時を完全再現したバイクや衣装、迫力のアクションを交え描き出される。Netflixドラマ「全裸監督」や「獣道」を手掛けた内田英治監督がメガホンをとった。
鬼塚を演じるのは、「チワワちゃん」やドラマ「グランメゾン東京」の寛一郎。「前半はコメディで後半につれてどんどんガチのヤンキー漫画になっていく、両方の要素が詰まっているところがとても面白いと思いました」と原作の印象を語る。「鬼塚はコミカルなところと真剣なところ両方あるキャラクターなので、そこを上手く表現できれば、と思って演じました。色んなヤンキー映画がありますが、金子くんとのタッグでやるからこそ何か違うものに出来ればなと思って撮影していたので、軽い気持ちで見てくれて、笑ってくれて、カッコイイなと思っていただければ」とアピールした。
ドラマ「おっさんずラブ」で注目を浴び、「殺さない彼と死なない彼女」に出演した金子は鬼塚のバディ・弾間役。「原作ファンの方がすごく多いので、出来るかな? という不安があったのですが、ここまでのヤンキーを演じることはなかなか無いので、『弾間龍二』に近づけるよう頑張りました。原作は、コメディの面白いところと、鬼爆の二人が合わさって喧嘩するときのカッコイイシーンがはっきりしているので、映像でもちゃんと実現させたいなと思っています」と意気込む。「英吉役の寛一郎君とのお芝居の絡みはすごく合っていると感じるので楽しみに見ていただきたいです。現場ではアツいドラマが生まれていたので、多くの方に何回も見ていただける作品になっていると思います!」と、言葉に熱をこめた。
「湘南純愛組!」は2月28日から、Amazon Prime Videoで全8話が一挙に世界同時配信される。