デビッド・リンチの新作短編映画、突然Netflixで公開
2020年1月21日 16:00

[映画.com ニュース] 昨年10月、アカデミー賞の名誉賞であるガバナーズ賞を受賞したデビッド・リンチ監督が、自身の74回目の誕生日である1月20日(現地時間)に、突然17分の短編映画「ジャックは一体何をした?」をNetflixで発表した。日本でも日本語字幕つきで視聴することができる。
デビッド・リンチが監督・脚本・編集を手がけた全編モノクロによる本編は、リンチ本人と、サルのジャックが登場するフィルムノワールだ。列車のコンパートメントにいるサルのジャックは、ニワトリを殺害した罪でリンチ演じる刑事から尋問を受けている。ジャックの口元は、CGで人間の唇が合成されており、尋問に対して英語で答えているが、会話の内容はほとんどかみ合っていない。

このシュールな短編は、2016年にカルティエ財団のコミッションによって制作されたもの。18年にはニューヨークで行われたリンチ主催のイベント「Festival of Disruption」でも上映されているが、このほどNetflixが配信権を獲得し、リンチの誕生日に合わせてリリースしたものだと思われる。
リンチは、自身が手がけた大ヒットドラマシリーズ「ツイン・ピークス」の豪華BOXセット「ツイン・ピークス From Z to A Blu-ray BOX」が2月27日に日本発売予定。現在Amazon限定で予約受付中だ。
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