“爆弾犯”にされた男の真実とは? 「リチャード・ジュエル」メイキング満載の特別映像
2020年1月14日 17:00

[映画.com ニュース] 「アメリカン・スナイパー」「ミリオンダラー・ベイビー」などで知られるクリント・イーストウッド監督の最新作「リチャード・ジュエル」の特別映像が公開された。
1996年に起きた、アトランタ爆破事件。警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は、第一発見者として数多く人々を救った英雄として報道されるが、事件からわずか3日後、第一容疑者として実名報道されたことで状況は一転。名誉もプライバシーも奪われ窮地に追い込まれたとき、彼の潔白を信じる弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)が立ち上がる。

特別映像は、イーストウッド監督が「英雄的行動をとった男が濡れ衣を着せられた。アメリカ史に残る間違いだ」と本作について語るところから始まる。リチャードの母ボビを演じ、第92回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたキャシー・ベイツは「監督はアメリカの悲劇を描くこの映画を自分でも見たいと言っていたわ」とイーストウッドの思いを代弁。ボビ本人も登場し、「長年一人で苦しんできたわ。でも、今クリント・イーストウッド監督が伝えてくれる」と感謝を込めた。
映像内にはそのほか、リチャード役のハウザー、ワトソン役のロックウェルらに演出をするイーストウッド監督の姿など、撮影の模様が収められている。
「リチャード・ジュエル」は1月17日から全国公開。
(C)2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント