瀧本美織&津田寛治&青木崇高「HOKUSAI」参戦! “北斎ブルー”の大波が躍るティザービジュアルも
2019年12月26日 12:00

[映画.com ニュース]柳楽優弥と田中泯が世界的アーティスト・葛飾北斎役でダブル主演を務める映画「HOKUSAI」に、瀧本美織、津田寛治、青木崇高らが出演していることがわかった。あわせて、北斎の代表作として知られ、海外では“THE GREAT WAVE”の呼称で愛される「富嶽三十六景」の一図「神奈川沖浪裏」を大胆に使用したティザービジュアルもお披露目された。
19世紀のヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ドビュッシーら歴史に名を残す芸術家たちに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった北斎。米ライフ誌の「この1000年で偉大な功績を残した100人」に、日本人として唯一選ばれている。生誕260周年を迎える2020年、橋本一監督(「探偵はBARにいる」シリーズ)がメガホンをとり、今もなお謎に包まれている北斎の生涯に迫る「HOKUSAI」が公開される。
物語の舞台は、町人文化が華やぐ江戸の町。日の目を見ない貧乏絵師・勝川春朗(後の北斎)は傍若無人な振る舞いが災いして師匠から破門され、食べることもままならない日々を送っていた。ある日、北斎は喜多川歌麿や東洲斎写楽を世に出した稀代の版元・蔦屋重三郎と出会う。秘めた才能を見抜いた重三郎の後押しで、北斎は才能を開花させ、誰にも真似できない革新的な絵を次々と打ち出し、一躍人気絵師へと変ぼう。しかし、奇想天外な世界観で江戸を席巻した北斎の活躍は、幕府の思わぬ反感を招いてしまう。

瀧本は、創作活動に没頭する北斎を支えた妻・コトを演じる。津田は風紀の乱れを正すべく表現者たちを厳しく取り締まった幕府の役人・永井五右衛門、青木は北斎が晩年を過ごした小布施での生活を手助けした弟子・高井鴻山を体現。キャラクタービジュアルには新キャストとともに、それぞれ青年期と老年期の北斎に扮した柳楽&田中、蔦屋重三郎役の阿部寛、柳亭種彦役の永山瑛太(12月25日に瑛太からの改名を発表)、喜多川歌麿役の玉木宏の眼差しが切り取られている。そのほか、瑣吉/滝沢馬琴役の辻本祐樹、東洲斎写楽役の浦上晟周、麻雪役の芋生悠、お栄役の河原れんが共演。役どころは明らかになっていないが、城桧吏(「万引き家族」)の出演も発表された。
ティザービジュアルは、北斎が愛用した独特の青色“北斎ブルー”全開で、インパクト抜群の仕上がり。さらに「自由を、掴め。」「誰もが知る“あの波”の、誕生の瞬間。」とコピーからは、苦悩と葛藤に満ちた青年期を経て、老年期も情熱を失うことなく筆を握り闘い続けた力強い生き様、そして世界中のアーティストの創作を刺激し続ける“あの波”が生まれた奇跡の輝きが伝わってくる。
「HOKUSAI」は、20年5月に全国で公開。
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