「ティーンスピリット」で歌唱トレーニングを重ねたエル・ファニング初のMV公開
2019年12月19日 18:00

[映画.com ニュース] 「ラ・ラ・ランド」のスタッフが再結集した青春音楽映画「ティーンスピリット」の主演エル・ファニング初となるミュージックビデオが公開された。3カ月間にわたり歌の特訓を重ねたファニングが、ロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」をエモーショナルに歌い上げる姿が映し出されている。
物語の舞台は、イギリスの田舎町・ワイト島。ポーランド移民として母子家庭で育った内気な少女ヴァイオレット(ファニング)は音楽を愛し、現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所にしていた。ある日、数々の有名アーティストを輩出する人気オーディション番組「ティーンスピリット」の予選が行われることを知る。ヴァイオレットは歌手になる夢をつかむため、自らの歌声ひとつでオーディションに挑んでいく。

ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセンら人気アーティストのヒットソング満載の本作。ミュージックビデオは、緊張した面持ちのヴァイオレットがオーディションで初めてパフォーマンスを披露したシーンを切り取っている。彼女が選んだロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」は、タイトルの通り「1人で踊り続ける」と歌う孤独なダンスチューンとして人気を博したヒット曲。英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」でカラム・スコットがバラード調で歌ったことが話題を呼び、オーディション後に公開した同曲のMV再生数は3億8000万回を記録した。田舎で居場所を見失っているヴァイオレットが、鬱屈した毎日から抜け出したいと心の底から叫ぶように、パワフルな歌声を披露している。

女優の姉ダコタが演じた役の幼少期を演じた「I am Sam アイ・アム・サム」で、わずか2歳にしてスクリーンデビューを飾ったファニング。ソフィア・コッポラ、ニコラス・ウィンディング・レフンら数々の著名監督から引っ張りだこの若手実力派だ。再びダコタと共演し、メラニー・ロラン監督が小説「ナイチンゲール」を映画化した新作や、Netflixオリジナル映画「最高に素晴らしいこと」など出演作が絶えないなか、ファニングは「ティーンスピリット」への主演を熱望。強い情熱と覚悟をもって、もともとポーランド系で歌手もできる役者を探していたマックス・ミンゲラ監督の心を動かし、本格的な歌唱シーンにも吹き替えなしで挑んでいる。
「ティーンスピリット」は、2020年1月10日から東京の角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で公開される。
(C)2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
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