バズ・ラーマン「巨匠とマルガリータ」を映画化
2019年12月16日 11:00

[映画.com ニュース] 「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督が、ロシア人作家ミハイル・ブルガーコフの小説「巨匠とマルガリータ」を映画化することがわかった。
米Deadlineによれば、本作はラーマン監督が長らく前から希望していた企画だという。ラーマン監督は原作の映画化権を持つスベトラーナ・ミグノバ=ダリ、グレース・ローとともにプロデュースし、自らメガホンをとることも視野に入れている。
20世紀を代表する奇怪小説「巨匠とマルガリータ」は、ブルガーコフが1928年から1940年にかけて執筆した長編で、悪魔によってモスクワ中が狂騒の渦に巻き込まれる物語。当局の規制により出版が差し止められ、ブルガーコフの没後1966年に検閲版が刊行された。1973年に完全版が出版され、世界的に知られるようになったこの原作は、ローリング・ストーンズの楽曲「悪魔を憐れむ歌」や作家サルマン・ラシュディの小説「悪魔の詩」に影響を与えたと言われている。
ラーマン監督は、歌手エルビス・プレスリーの伝記映画でメガホンをとることが決まっている。タイトル未定の同作は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のオースティン・バトラーがプレスリー役、トム・ハンクスがプレスリーをスターに育て上げたマネージャーのトム・パーカー役を演じ、2020年2月にオーストラリアでクランクインが予定されている。
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