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【独占インタビュー】「IT」監督、ハリウッド実写版「進撃の巨人」「超時空要塞マクロス」製作を断言!

2019年11月8日 19:00

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取材に応じたアンディ・ムスキエティ監督
取材に応じたアンディ・ムスキエティ監督

[映画.com ニュース] 大ヒット公開中のホラー「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」に出演したジェシカ・チャステインジェイ・ライアンアンディ・ムスキエティ監督、子役たちのインタビュー映像が、映画.comのYouTubeチャンネル(https://youtu.be/9nLXt2cEm6k)で独占公開された。ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の映画ライター小西未来氏が聞き手となり、今作が注目を集める理由、そしてムスキエティ監督の今後のプロジェクトについて聞いた。

今作は、前作「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」から27年後を舞台に、ビル(ジェームズ・マカボイ)、ベバリー(チャステイン)、ベン(ライアン)ら大人になった“ルーザーズ・クラブ”の面々が、再びペニーワイズと対峙するさまを描いた。11月1日に公開され、4日間で動員36万人、興収は5億円超えという前作を上回る記録で初登場首位を飾った。

チャステインは、今作のヒットの理由を、「誰でもルーザーズ・クラブに共感できるからじゃないかな。弱者だったり、周囲の人たちと違っていたり。でも、違っていることが個性であり特別なことだと学ぶ。この点こそ前作で気に入っている点なの」と語る。ライアンは、子ども時代のベンを演じたジェレミー・レイ・テイラーの演技を参考に役作りしたという。「彼が初めてベバリーに会うとき、顔を赤らめるシーンがある。あれは素晴らしい瞬間で、あまりにもリアルで、簡単にこなせるようなものじゃない」と絶賛した。

一方、前作から続投した子役のソフィア・リリス(ベバリー役)、ジェイデン・マーテル(ビル役)、テイラー(ベン役)、ジャック・ディラン・グレイザー(エディ役)は、前作で有名になったことにいまだ慣れていない様子。リリスは、「私が演じたキャラクターの服を誰かが真似するようになるなんて、夢にも思わなかった」とはにかむ。大人版のキャストについて、マーテルは「(ジェームズ・マカボイと聞いて)ものすごくがっかりしたよ」とジョークを飛ばし、「(実際は)興奮したよ。才能があってハンサム」とニッコリ。テイラーも、「ジェイ・ライアンの赤ちゃんの頃の写真は僕とうり二つ。イケメンが僕を演じてくれるのはとてもクール」と歓喜した。

ムスキエティ監督は、前作の成功には1990年代に制作されたミニシリーズが大きく関係していると話し、「子どもたちの頭にペニーワイズが焼き付けられた」「その後何十年もの間触れられることがなかったので、集合的無意識としての恐怖が育っていった。だから映画として復活したとき、あれほどの注目を集めたのだと思う」と分析した。

また、ムスキエティ監督は2017年にハリウッド実写版「超時空要塞マクロス」、18年にハリウッド実写版「進撃の巨人」を監督することが報じられていたものの、その後の進捗が分からずにいた。しかし、今回のインタビューでこの2つの企画が着実に進行していることを断言。先に「進撃の巨人」、その後に「超時空要塞マクロス」を製作すると明かしている。

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