ルーカス×コッポラの傑作「タッカー」30年ぶりに4Kリバイバル上映
2019年10月29日 18:00
[映画.com ニュース] ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務め、フランシス・フォード・コッポラ監督がメガホンをとった「タッカー」が、4Kデジタル・リマスター版として劇場公開以来30年ぶりに、12月13日から東京・新宿シネマカリテで先行公開され、その後、全国公開されることが決定した。
本作は、1940年代にアメリカの巨大自動車産業界にたった1人で挑んだ実在の起業家、プレストン・トマス・タッカーの半生を追った伝記映画。タッカーは、革新的なボディーデザインと優れた運転性能、さらに当時はまだ珍しかったシートベルトを装備し安全性にもこだわった先進的な自動車「タッカー・トーピード」(通称:タッカー'48)を開発。一躍注目を集めたものの、フォード社を筆頭とする巨大自動車産業や保守的な政財界に阻まれ、困難を強いられた人物だ。そんな彼の果敢な挑戦と波乱の人生を、ルーカス×コッポラコンビがドラマチックに描く。
「タッカー・トーピード」は生産台数がわずか51台に終わり、幻の車となったが、49年に生産が終了してから約40年後の撮影当時、47台が現存。コッポラ監督を含むオーナーたちの協力により、そのほとんどが劇中に登場した。
主人公タッカー役は、「クレイジー・ハート」でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジェフ・ブリッジスが演じ、「ザ・コンテンダー」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジョアン・アレン、コッポラ作品の常連フレデリック・フォレスト、本作でゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いたマーティン・ランドーほか名優が集結した。
さらに、「地獄の黙示録」「ワン・フロム・ザ・ハート」でもコッポラ監督と組んだ名匠ビットリオ・ストラーロが撮影を手掛けており、そのこだわりの映像が最新のデジタル技術でスクリーンによみがえる。
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