フランス恋愛映画の傑作を同キャストで描く「男と女 人生最良の日々」ポスター公開
2019年10月18日 08:00

[映画.com ニュース]フランス恋愛映画の傑作として知られる「男と女(1966)」から、53年後を描いたクロード・ルルーシュ監督の最新作「男と女 人生最良の日々」の公開日が2020年1月31日に決定。このほどポスター画像と場面写真がお披露目された。66年版と同じく、ジャン=ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメがアンヌとジャン=ルイを演じており、ポスターでの写真は両作品での二人の表情を、それぞれ同じ角度から捉えたシーンを組み合わせた。
1966年の第19回カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞、1967年アカデミー賞外国語映画賞、オリジナル脚本賞も受賞した「男と女(1966)」は、フランシス・レイによる音楽に乗せ、つらい過去を背負った男女の恋愛が美しい映像で綴られる。新作「男と女 人生最良の日々」では、老人ホームで暮らすジャン=ルイの息子アントワーヌが、記憶を失いかけた父を助けるために、父がかつて恋に落ち、忘れられない女性アンヌとの再会を画策する。

ルルーシュ監督は「『男と女 人生最良の日々』は、わたしたちの人生のある瞬間をリアルに映し出している。過去と現在の映像を組み合わせることで、どちらも鮮やかに描くことができる。そうすることでこの作品は、だれもが自分に置き換えられるような、普遍的な物語になる。ふたりは新しいスタートを迎える。53年経って、ジャン=ルイとアヌークに再会したことに深い喜びを感じた。その瞬間、時間が止まり、当時の感情が蘇ってきた。当時と今、ふたつの異なる時代のジャン=ルイとアヌークの姿によって、私たちの感情はさらに強く掻き立てられる」と、この53年の時を経た愛の物語への思いを語っている。
音楽を手掛けたのは、ルルーシュ監督の盟友で、昨年惜しくもこの世を去った作曲家のフランシス・レイ。お馴染みの「ダバダバダ…」のスキャットで始まる「男と女」のテーマ曲のほか、遺作となった本作でも、大人の愛を表現したオリジナル楽曲で作品を彩っている。
「男と女 人生最良の日々」は、2020年1月31日に公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作】実際に観てきたら…個人的に“過去最高”!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映