「スペシャルアクターズ」中国などアジアで公開決定、上田慎一郎監督「楽しみ」
2019年10月18日 20:30

[映画.com ニュース]上田慎一郎監督の「カメラを止めるな!」に続く最新作「スペシャルアクターズ」が10月18日、全国148スクリーンで封切られた。上田監督は大澤数人、河野宏紀、富士たくやらキャスト18人と東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。
昨年の映画界を席巻した「カメラを止めるな!」は都内のミニシアター2館でのスタートだっただけに、客席数約500の大スクリーンでの船出に「大阪で前売り券の手売りをやったけれど、まだ無名な子ばかりなので悔しいなと思うこともあった。でも今日からは胸を張って“スペアク”のキャストだと言えます」と声を張り上げた。
約1500人が応募したオーディションで選んだ15人とワークショップを行い、それぞれに合わせたキャラクターを創造しストーリーを練り上げた。主演に抜てきされた大澤は「監督をはじめ、ここにいる皆のおかげで頑張ることができた」と感慨深げ。河野は、「僕が言いたいのは、ここにいる役者をこれからも覚えていてくださいということです」と言ってのけた。
同作は、香港、マカオ、台湾、タイ、中国での公開も決定。上田監督は「『カメ止め』の時は外国の人が『ポンッ』の動画をいっぱい上げてくれて、海外にも届いたと感じた。国によってリアクションが違うから楽しみ」と笑顔。今度は、劇中に登場する宗教団体の掛け声「ムッスー」が世界に広がっていくことを期待した。
出演者は口々に「行きたいです」「連れて行って」とおねだりし、櫻井麻七はうれしさのあまり号泣し、上田監督が「(日本で)ヒットしたらね」となだめる一幕も。そして、公開を祝って鏡抜きを行い「正直、これからどんな物語が起きていくのか。良ければ皆さんも一緒に参加して楽しんでほしい」と声をはずませた。
フォトギャラリー
関連ニュース
【横浜フランス映画祭2025】ミシェル・アザナビシウス監督が語る、初のアニメーション映画制作秘話 ジャン=ルイ・トランティニャンがナレーションで最後の仕事
2025年3月24日 11:00
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ